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【役職】
リングラヴィン寮 五年生
【使い魔】
雄の鶏。名前は「ビクトリー」。稀にデブ
とにかくデカくて重い。実家で父親の使い魔によって太らされたらしい。よく食べるのでどんどん重くなる。ひたすらにデブい。とても良い食いっぷりだが面白がって勝手に餌を与えたりしてはいけない。
いつもはアーニーの頭の上に乗っているのだが、小柄なアーニーの上にデブ鶏が乗っているというのは中々に絵面としては面白い。年々大きく重くなっているため、このペースで太り続ければアーニーの頭の上にいられなくなるのも時間の問題だろう。
鶏としての本能を若干忘れ気味であり、もう皆が起床した後の朝の遅い時間帯になってからやっと「ｸｫｹｺｯｺｫｫｫｫｫｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と耳をつんざくような大声で叫ぶ。リングラヴィン寮に遅めの朝をお届け！ 目覚まし時計としての役割を全く果たしていない、ただの騒音公害。当然苦情はすべてアーニーに来る。
【サンプルボイス】
一人称…おれ
二人称…お前
「おれはアーニー、アーニー・レプラコーン！ リングラヴィン寮の5年生なんだ、よろしく！」
「チビじゃないし！ おれだって、十年生になったらお前よりでっかくなってるんだからなぁ！ 今に見てろよ〜！」
「それ捨てるの？ 直せばまだ使えるのに勿体ないなぁ。おれで良かったら修理するんだけど、どう？」
「おれん家さぁ、靴屋なんだよね。靴作ったり、直したりしてるの。おれもたまに手伝ったりするから、ちょっとくらいなら色々直せるってわけ！」
「どうしたの？ いや、なーんか困ってそうだったから声かけたんだけど……迷惑だった？」
「ん？ 『どうして何も関係ないのに気にかけてくれるのか』って ？ ん〜、『おれがそうしたかったから』じゃだめ？ だって、お前が落ち込んでたらおれも良い気分しないし！ だから気になっちゃうというか……。う〜ん、これじゃ理由になってないかぁ……」
「ビクトリ〜〜〜〜！！お前っていう鶏はどうしていっつもいつもこんな時間になってから鳴くんだよ〜〜〜！！！ ほら、みんなに迷惑だろ！！！ 謝れバカ！！！」
「なんでまた太ってんだよ〜！！ 重いじゃんかよ〜！！！ 誰だよこいつに餌あげたの〜！！！」
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作者名：白銀刹那 | 作成日時：2022年7月9日 23時
