検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:510 hit
______…






ずっと孤独だった。この世界は孤独でできていた。



震え続け、泣き叫ぶ心を、誰でもいいから見透かしてほしかった。



顔を上げれば自分自身が立っていて、


貼り付けた仮面は完璧なのに、仮面の奥は濡れていた。



嘘ばかりを吐き続けて、現実は残酷でしかないのに…

仮面を貼り付けてボロボロの心に鞭を打ってリアルを偽った。



ボロボロの自分を抱き締めて、ボロボロの自分を誤魔化してしまえば、


あの頃の僕らは責めるのだろうか。



無意味な感傷と知りながら、心の中で抱きしめてくれるのだろうか。






______…執筆状態:連載中



おもしろ度の評価
  • Currently 10.00/10

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白雪王女と蜜林檎 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年6月26日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。