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丸side

高校の入学式で、中学の時好きやった人に会えるかなって小さな期待を抱いてやってきた




残念ながらその好きな人とは1年以来会っていなかった




学校のクラスはもう決められていて知ってる背中があった




「亮ちゃん!」




の隣にはすごく僕好みの女の子がいて、一瞬ドキッとした。



「誰?」


って聞いてみると



貴「Aだよ!」



って僕が好きやった人だった





「すごい雰囲気かわったな」





って言うと




僕の女の子の理想像を言ってきた。




もしかしたら、なんてあるわけない




入学式の途中でも、亮ちゃんとAちゃんは喋っていて



「仲ええの?」



って聞くと



錦貴「んなわけ!」



って帰ってきた。



「正味さ、すんごいAちゃんタイプやねん」




ってさっきの言葉を思い出して言ってみた




するとAちゃんは少し顔を赤らめながら




貴「ソウデスカ」




って言って、少し長いピンクのカーディガンの袖をぎゅっとつかんだ




「もしかしてその好きな人って」




って言いかけた時に起立と言われ、しぶしぶ挨拶をした




教室に行く途中で亮ちゃんがAちゃんに何か言ってたけど
Aちゃんは答えないでいた

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作者名:∞まるらびゅ∞ | 作成日時:2015年5月7日 22時

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