病院にて ページ5
〜Aside〜
目が覚めたら、真っ白な天井が視界に広がっていた。
うん、どういう状況なんだろう？
中也「A！？」
A「あれ、中也？」
そう思って首をかしげていれば、中也の声が聞こえてきた。
そちらを見れば、驚いた表情を浮かべた中也が入り口のところに立っていた。
私は彼の名前を呼べば、中也は慌てて私の方へ向かってきた。
というか、なんで私ベッドの上で眠っているんだろう？
私お家にあるのって布団だし。
A「えっと…………ここ何処？」
中也「病院だ」
病院という言葉を聞いて、今までに何がったのかを思い出した。
たしか思わぬ原作との違いを目の当たりにしたけど、とりあえず萩原さんの応急手当をして助けがきて安心して気を失ったんだっけ？
A「病院…………そう言えば、あの男性は？」
中也「あの阿呆も無事だ。…………叔父が世話になったみてぇだな」
A「…………叔父？」
中也「萩原研二って言ってな。俺の母親の弟なんだよ」
A「…………あれが？」
中也「ああ、あれが」
中也の言葉に、思わず聞き返してしまった。
中也の叔父ということはつまり、中也の母＿＿葵さんの弟。
…………あの葵さんが、萩原さんの姉？
え、似てなくない？
葵さんはツリ目だし、かなり真面目なタイプだ。
それに比べ、萩原さんはタレ目で原作を見た感じだとチャラチャラしたタイプだ。
あの二人が姉弟関係ですと言われれば誰だって驚くぐらい相性が悪そうな二人だと、私は思う。
というか、中也。
あなた、さらっと叔父のことを「阿呆」と言うんじゃない。
確かに、爆弾の前でタバコ吸うとか阿呆としか思えないけど。
A「…………世の中って不思議ね」
中也「ああ、不思議だよな」
あと、世間って意外に狭い。
題名：幼馴染であり前世の相棒の叔父が、まさかの義父の同期だった件について。
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チエ(プロフ) - この話好きです。続きまってます。更新大変だと思いますが遅くなってもいいから是非更新して下さい。後、アドバイスですがまだ更新すなら完結ではなく更新停止にした方がいいですよ (2022年10月1日 9時) (
レス) id: d855d99d2c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ユウさん» コメントありがとうございます (2021年8月19日 14時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - このお話大好きです。何度も読みたく成る程面白いです。続き楽しみに待ってます。 (2021年3月7日 14時) (レス) id: 5724e11890 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - さしみさん» ありがとうございます！他の作品と交互に更新しますので、更新が止まったりしますがそれでも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年12月30日 16時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
さしみ(プロフ) - このお話好きです！更新大変かと思いますが続きを楽しみに待ってます♪ (2020年12月30日 14時) (レス) id: 52bb9638d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小説ワンコ | 作成日時：2020年11月3日 4時
