自己紹介 ページ6
〜ユキside〜
男子「はぁ、はぁ。」
無我夢中で私たちが入ったのは、本棚がたくさんある場所でした。
ここは図書館かなにかでしょうか？
男子「うう………夢なら早く覚めてくれ………。」
ユキ「大丈夫ですか？」
私たちの手をひいていた彼は、頭を抱えながらそう呟いています。
ユウ「あ、うん。僕はユウ。君達は？」
ユキ「私は、ユキと言います。こっちは双子の弟のルキです。」
ルキ「俺は、ルキ。姉さんの弟。なあ、あんたはここがどこかわかる？」
ユウ「ごめん。僕もわからないんだ。もしかして………君達も？」
ユキ・ルキ「ええ。/うん。」
彼____ユウもまた私たちと同じ立場の人間だったとは思いませんでした。
ルキ「てか、あの動物なに？君のペット？それとも君の異能力生命体？」
ユウ「え？い、異能力生命体？」
ユキ「いえ、彼の異能力生命体ではないと思います。彼に攻撃していましたし。」
ユウ「あ、あの………。」
ルキ「ん？なに？」
ユウ「異能力生命体ってなんですか？」
ユキ「………は？」
………もしかしたらユウは私たちとは違う世界の出身でしょうか？
ですが、日本語話していますよね？
私たちが異世界の外国にトリップしたときは言葉は通じませんでしたから、もしかしたら彼は違う世界の日本出身でしょうか？
ボワ
猫？「見つけたゾ！オレ様の鼻から逃げられると思ったか！ニンゲンめ！」
一瞬炎がちらついたと思えば、あの異能力生命体がいました。
猫っぽそうだったので、海水をあちこちに浮かしながら言ったんですが無意味だったでしょうか？
猫？「おい、ニンゲン！なんだ、あの水！潮臭くてここに来るのに時間がかかったんだゾ！！」
ユキ「馬鹿ですか、あなた？あなたを撒くためにやったんですから。」
猫？「なんだと！！」
ルキがユウを私たちの後ろに移動させます。
ルキ「ユウ、さがって。あいつは火だから、俺と姉さんでなんとかできる。」
ユウ「え！で、でも危ないよ！」
ルキ「大丈夫。火を吐く猫単体よりマフィアとの銃撃戦の方がヤバイ。」
確かにポートマフィアの黒服って異能力は持っていませんけど、銃を持っていますし、なにしろ数が多いですからね。
ユウ「ルキ君達の国ってどうなってるの！？」
ユキ「いたって、普通だと思うんですけどね。」
ルキ「うん。普通。」
さて、この異能力生命体はどうしましょうか？
ここは本がたくさんありますし、下手に炎を吐かれては本に燃え移る可能性がありますし。
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小説ワンコ(プロフ) - ミコトさん» 感想ありがとうございます！ (2020年8月6日 23時) (
レス) id: 880f149554 (このIDを非表示/違反報告)
ミコト - とても面白いです！どの話も好きなのですが，特に“女性の扱い”という回の話がとても好きです！！！！因みになんですが，2，3年生の場合はどんな答えを返すのでしょうか？更新頑張ってください♪ (2020年8月6日 21時) (レス) id: fa6597a756 (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - ゆきなさん» 感想ありがとうございます。戦争も抗争もいらないものです。 (2020年7月19日 17時) (レス) id: 880f149554 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - さくらちゃんの両親も戦争で…くっ織田作〜！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年7月18日 3時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - 遊さん» 感想ありがとうございます。 (2020年7月9日 22時) (レス) id: 880f149554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小説ワンコ | 作成日時：2020年5月3日 17時
