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小さくなった星の戦士(3) ページ4

〜アキside〜


灰原「ごめんなさい……」
アキ「謝らないでください、灰原さん!悪いのは、灰原さんじゃなくて悪用している奴らなんですから!!」


謝る彼女を、僕は慌てて止める。



とても、いろいろとアウトな話だった。

裏社会のヤバい組織の出身で、家族を人質にされてヤバい薬の開発を強制された彼女。


僕としてはあの薬には嫌な感情しかないけれど、彼女の立場を考えれば僕も同じことをすると思う。

姉さんが人質にされてしまったら、僕はどんなことをしても姉さんを助けようとする。

…………たとえ姉さんに否定されても、僕にとって姉さんは大切な人だから。


大切な姉さん。

…………本当は異性として愛おしい姉さん。

絶対に言えないけれど。


俯いていると姉さんのことを思い出し寂しくなるけれど、今はこれからのことを考えようと思い頭をあげる。


アキ「それにしても…………本当に小さくなっています。毒薬なのに、こんな副作用があるなんて……」
灰原「そうね、それは私も驚いたわ」
アキ「…………でも、どうしましょう」


さすがに、この姿で姉さんに会いに行くのはいろいろとマズイ。

事情を話すにしても、組織のことを話さなければいけない。


でも、灰原さんの話からして組織の存在はあまり知られるのはかなり危険な存在。

知っている人間が多ければ多いほど、何処から情報が漏れ出るかわからない。

灰原さんの話じゃあ、組織の存在を知るのは僕と彼女と彼女を保護したおじいさん__博士と同じ薬を飲んでしまったもう一人の男の子のみ。

そう考えるとかなり少ないけど、その分情報はまわりやすいだろう。


アキ「姉さんになんて説明すればいいのでしょう…………さすがにこんなこと、説明しようがないです」
灰原「悪いけれど、お姉さんに事情を説明するのは危険よ」
アキ「ですよね…………」


姉さんを巻き込まないためには話さない方がいい。

でも、姉さんに黙ったまま何もしないというのは僕がキツイ。

姉さんには、できれば嘘をつきたくなかった。


だって、そうだろう?

どこの世界に、愛おしい大切な人に嘘をついて傷つけたいと思う人間がいるのだろうか?





?「悪い、博士!遅くなった!!」


そう思っていると、一人の男の子が部屋の中に入ってきた。

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マリコ - あのすみませんもう10月になりましたのでリクエスト消化とセーラームーンリクエストを楽しみにしています。 (2021年10月4日 1時) (レス) id: bb49c1c365 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました。 (2021年8月19日 14時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - リクエスト消化を楽しみにしています。 (2021年8月19日 0時) (レス) id: ebba95fe77 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - 赤坂さんとヒロインがデートしてる最中にキメラアニマとヤラネーダも現れたらいちごちゃんとみんとちゃんとれたすちゃんと歩鈴ちゃんとざくろさんとまなつちゃんとさんごちゃんとみのりちゃんとあすかさんとローラーちゃんもヒロインの前で正体を明かしてあげてください (2021年8月10日 1時) (レス) id: 20944b82be (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました (2021年8月8日 10時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小説ワンコ | 作成日時:2021年7月11日 20時

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