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小さくなった星の戦士(2) ページ3

〜アキside〜


真っ暗だった。


とても怖くて。

とても寂しくて。


そんな暗闇の中を立っていた。


寒かった。

寂しかった。


姉さんは、いったいどこにいるんだろう。


そう思っていると、少しずつ温もりを感じた。


ああ、そうだ。


この温もりは__姉さんの__?






アキ「ここは…………?」


ボンヤリとした視界の中で、飛び込んできたのはボンヤリとした暖かな光と青色の天井だった。

いったい、何処なんだろう?

そう思いながら起き上がり、部屋の中を見回す。

まったく、見覚えのない部屋だ。
僕の部屋にも、姉さんの部屋にもない雰囲気だ。



?「おお、目が覚めたかい」


そんな声が聞こえてきて、隣を見ればそこには白衣を着たおじいさんが立っていた。

心配した表情を浮かべる彼は、小さなマグカップを持っていた。

そのマグカップからは、白い湯気のようなものが立ち上っている。


………この部屋の家主だろうか?


アキ「あの…………ここは?」
?「ここは、わしの家じゃ」


おじいさんは僕の質問に答えながら僕がいるベッドに近づいてくる。


?「何があったか、わかるかい?」
アキ「えっと…………」


おじいさんに聞かれ、僕は何があったのかを考える。


確か、僕はいつも通り変身して敵を倒していた。

それで姉さんと別れて戦って倒せたから、変身をといて姉さんと合流しようとしたら黒い服を着た二人の男に出会った。

それで頭に痛みが走ったと思ったら、変な薬を飲まされてこの姿になった。


…………明らかに、非科学的な話だろう。

でも、敵がいる以上非科学的なことなんてなれている。

あの男性は、いったい誰だったんだろう?

見た目は人間に近かったけれど、敵なのだろうか?






アキ「黒い服を着た男の人に殴られて…………薬でしょうか?何かを飲まされたんです」
?「なっ!?」


そう説明すると、おじいさんの声とは別の女の子の声が聞こえてきた。

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マリコ - あのすみませんもう10月になりましたのでリクエスト消化とセーラームーンリクエストを楽しみにしています。 (2021年10月4日 1時) (レス) id: bb49c1c365 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました。 (2021年8月19日 14時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - リクエスト消化を楽しみにしています。 (2021年8月19日 0時) (レス) id: ebba95fe77 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - 赤坂さんとヒロインがデートしてる最中にキメラアニマとヤラネーダも現れたらいちごちゃんとみんとちゃんとれたすちゃんと歩鈴ちゃんとざくろさんとまなつちゃんとさんごちゃんとみのりちゃんとあすかさんとローラーちゃんもヒロインの前で正体を明かしてあげてください (2021年8月10日 1時) (レス) id: 20944b82be (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました (2021年8月8日 10時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小説ワンコ | 作成日時:2021年7月11日 20時

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