夜の顔は、鬼に気に入られる(5) ページ19
〜ユキside〜
イタク「お前、ほんとなんなんだよ!」
ユキ「何が?」
廊下に出て走っていれば、近くによってきたイタクにそう叫ばれる。
元気だね、最近の若い子は。
イタク「昼間は男だったり、敵に気に入られて襲われそうになったり」
ユキ「後半に至っては、私は被害者なんだけどね」
イタク「それでも、お前はもう少し気をつけろ!」
ユキ「おや、心配してくれるのかい?」
イタク「違う!!」
からかいも含めてそう言えば、イタクは顔を赤らめながらそう叫び返す。
とは言っても、昼間が男なのは私達でもどうにもできないんだけどね。
それに後半に至っては、完全にあちら側が悪いし。
そう思っていると、茨木童子と遭遇した。
首無「このっ……お嬢から離れろ!!」
茨木「チッ、邪魔すんじゃねぇよ!」
刀を構えようとすると、近くにいたのか首無が茨木童子に向かって攻撃した__
鬼童丸「邪魔はさせぬぞ」
首無「なっ、しまった!」
__のを、茨木童子と同じく京妖怪の仲間である鬼童丸が防ぐ。
そういえば、鬼童丸も姿が見えなかった奴らの一人だな。
見たところ、茨木童子と一緒にいたのか。
そう思っていると、首無は鬼童丸と、イタクは他の京妖怪と戦い始める。
…………これ、私が茨木童子と戦う流れか。
刀を抜き、茨木童子に斬りかかる。
ガキンッ!!
刃と刃が交わる音が、あたりに響く。
…………まあ、大人しく殺されてくれるわけもないか。
ユキ「ああ、そういえば先ほどの言葉の返事がまだだったね」
一度距離を取るために後ろに飛びながら、私は言った。
ユキ「京妖怪側につけだったっけ?お断りだよ」
茨木「ふんっ、だろうなぁ。まあ、それでいいが。簡単に手に入っちゃ、面白くねぇからな」
私の言葉に、茨木童子はそう言って笑った。
…………敵同士でもなく一人の女だったら、惚れていたかもね。
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マリコ - あのすみませんもう10月になりましたのでリクエスト消化とセーラームーンリクエストを楽しみにしています。 (2021年10月4日 1時) (レス) id: bb49c1c365 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました。 (2021年8月19日 14時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - リクエスト消化を楽しみにしています。 (2021年8月19日 0時) (レス) id: ebba95fe77 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - 赤坂さんとヒロインがデートしてる最中にキメラアニマとヤラネーダも現れたらいちごちゃんとみんとちゃんとれたすちゃんと歩鈴ちゃんとざくろさんとまなつちゃんとさんごちゃんとみのりちゃんとあすかさんとローラーちゃんもヒロインの前で正体を明かしてあげてください (2021年8月10日 1時) (レス) id: 20944b82be (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました (2021年8月8日 10時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小説ワンコ | 作成日時:2021年7月11日 20時