幼き戦士の恋心(4) ページ12
〜アキside〜
あの後、僕は一日考えてはるかさんに告白することにしました。
こんな異物の僕の気持ちなんて、はるかさんには迷惑になるかもしれませんが。
それでも、伝えたいと思いました。
僕は次の日、はるかさんと待ち合わせをしています。
とてもドキドキしています。
はるか「やあ、アキ」
アキ「あ、はるかさん!おはようございます」
待ち合わせ場所に行けば、はるかさんもちょうど来たのか向こうから歩いてくるところでした。
はるか「おはよう。今日は、どうしたんだい?」
アキ「あ、あの!ぼ、僕……はるかさんに伝えたいことがあって……」
うう〜、改めて本人を前にして言うとなるととても勇気がいりますね。
でも、僕だって男なんです。
いくら相手が好きな人だからと言って、自分の思いぐらいぶつけなければ。
アキ「僕、はるかさんのことを見ているととてもドキドキするんです。でも、そのドキドキは嫌じゃないんです。はるかさんの笑顔を見ているととてもうれしくなるし、悲しい顔をしていると胸が苦しくなります」
恋愛小説というものを借りて読んで見れば、共通点がいくつか見られました。
相手の笑顔を見ればとても心が晴れやかになる。
相手の哀しい顔を見れば胸が苦しくなる。
アキ「男性と一緒にいるとなんだかイライラしてしまいますし、はるかさんがずっと僕と一緒にいればいいのにって思ってしまいます」
調べてみれば、これは嫉妬というものだそうです。
前世では体験したことがありませんので、なんだかとても不思議な気持ちになりました。
なんというか、前世がある僕にも初めて体験することがあるんだなと思ったんです。
アキ「僕は、はるかさんのことを異性として好きです!もし、はるかさんが僕のことを っ!?」
もしはるかさんも同じ気持ちなら付き合ってください。
そう言おうとしたのですが、気づいたらはるかさんに抱きしめられていました。
はるか「……ありがとう」
アキ「は、はるかさん?」
はるか「僕も君のことが好きだ。もちろん異性として。…………君とずっと一緒にいたい」
アキ「はるかさん」
はるか「だから………僕と付き合ってくれないかい?」
アキ「!? はい!」
とても嬉しかった。
はるかさんもまさか、僕と同じ気持ちだったなんて。
僕は、それからはるかさんとお付き合いをすることになりました。
言葉に表せないぐらいとても幸せです。
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マリコ - あのすみませんもう10月になりましたのでリクエスト消化とセーラームーンリクエストを楽しみにしています。 (2021年10月4日 1時) (レス) id: bb49c1c365 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました。 (2021年8月19日 14時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - リクエスト消化を楽しみにしています。 (2021年8月19日 0時) (レス) id: ebba95fe77 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - 赤坂さんとヒロインがデートしてる最中にキメラアニマとヤラネーダも現れたらいちごちゃんとみんとちゃんとれたすちゃんと歩鈴ちゃんとざくろさんとまなつちゃんとさんごちゃんとみのりちゃんとあすかさんとローラーちゃんもヒロインの前で正体を明かしてあげてください (2021年8月10日 1時) (レス) id: 20944b82be (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マリコさん» 了解しました (2021年8月8日 10時) (レス) id: 49cde1a4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小説ワンコ | 作成日時:2021年7月11日 20時