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*
『ふぅ…なんか疲れたな』
窓の外に広がる不透明な闇にそっと息を吐いた。今日はなんだかいろんなことがあって久しぶりにこんなに疲れたな……
ur「なぁにやってんの〜?」
『ヴァーーーーーーー!!!!なんなんですかびっくりさせないでくださいよ!!!!!』←
帰ってきて早々うらた様に大声を飛ばしてしまったのは許してほしい。
ur「いやぁ、ごめんごめん。扉開いてたから、つい。」
『……私扉開けっぱなしにしてないと思うんですけど』
ur「え?」
『うらた様自分であそこの扉開けましたよね?』
若干眉間の皺をヒクつかせながら威圧的にうらた様に言い放った。
ur「……ごめんって。そんなに怒らないでよ」
『じゃあ開けたんですね?認めましたよね今。』
ur「…」
……どうやらお話にならないようですね(諦め)。
ur「わざとじゃないんだよAちゃあん」
泣きついてくるうらた様を無視して寝る支度を始める……が、身体をぴったりと密着させてがっちりホールドされたもんだからこれはどうにもできない。
『…』
私が何か物言いたげな表情を浮かべながらうらた様を見つめると、サーッと顔を青ざめさせた後、私を解放した。
『それでいいんです、それで。』
ur「ごめんなさい…」
うらた様は少しは反省したのか、しゅんとした様子でうつむいている。
ちょっとやりすぎたかな……ちょっとね。←
そんな呑気なことを考えていたとき、ふと自分の視界がしょげたうらた様ではなく天井だということに気がついた。
……え、なんで?
ur「へへ、残念でしたー。俺はそんなことじゃ心は折れません。」
……左様でございますか。←
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Machika@まっくる - 紅灯-あかり-@crewさん» うわぁぁぁぁぁぁ、本当だ…!!!お恥ずかしい……指摘ありがとうございます、直しておきますね!(''*) (2020年2月19日 19時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
紅灯-あかり-@crew(プロフ) - すみません!指摘です…。最後の話66になってますが67じゃないですか??わざとそうしていたりしていたらごめんなさい…! (2020年2月19日 14時) (レス) id: 7ac7f90b4f (このIDを非表示/違反報告)
Machika@まっくる - 鈴星さん» 1話から見ていただけてるなんて…!感激です!頑張りますね!(`∀´d (2019年12月21日 10時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
鈴星 - 1話から見させて貰ってます!頑張ってください! (2019年12月20日 20時) (レス) id: 7dc0e7e3e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっくる | 作成日時:2019年12月11日 17時