検索窓
今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:48,219 hit

61 ページ26

*

sn視点



sn「何してんの!!!」

Aちゃんのことなんて置いて突っ走って来てしまったのは、音が聞こえた物置部屋。

sk「なぁセンラ!!見てやこれ!!!」

sm「坂田KYかよ…」

俺のことを恐れず、坂田は写真らしきものを投げてきた。

sn「…なんやこれ」

坂田が投げてきた写真には、幼い俺ら4人と一人の女の子が写っていた。

*

この女の子は俺らと相当仲が良かったらしい。肩なんか組んじゃってるし。

『はぁ…はぁ…』

写真を全員で食い入るように見ていると、そのうちパタパタと足音を立ててAちゃんも追い付いてきた。

すっかり坂田と志麻くんに叱責を飛ばす気が失せてしまったが、この物置部屋から立ち去る気もなかった。

『ふぅ…何を見ていらっしゃるんですか?』

呼吸を整えながら話しかけてくるAちゃんは、さっき俺がAちゃんのことを置いていってしまったことを触れる気はないらしい。

…良かった…。←

sm「坂田と二人で物置漁ってたら出てきた写真」

『へぇ〜』

感心するようにコクコク頷くAちゃん。かわいいな。

sk「……この女の子」

今まで黙っていた坂田がおもむろに口を開いた。















sk「Aちゃんに似てない?」

『…はい?』

だが当の本人はこのザマだ。

まぁそりゃそうやろな、急に「この写真に写っとるのお前やろ!」って言われたら「は?」ってなるよな。



ur「あー…坂田?それは無理g」

sk「うわぁぁぁぁぁぁ!!出たぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ur「何も出てねぇよ。ぶっ殺すぞお前」

『うらた様…物騒です』

sn「…まぁ坂田の言い分はこうやろ?“急に出てきたそっちもそっちやろ”」

適当に言ってみれば坂田が手で丸を作ったので当たっているらしい。

sm「ていうかうらたさん早かったね」

ur「早かったねって…ただの散歩だろうが」

……一体この女の子は誰なんやろか。

62→←60



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
446人がお気に入り
設定タグ:usss , utit   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Machika@まっくる - 紅灯-あかり-@crewさん» うわぁぁぁぁぁぁ、本当だ…!!!お恥ずかしい……指摘ありがとうございます、直しておきますね!(''*) (2020年2月19日 19時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
紅灯-あかり-@crew(プロフ) - すみません!指摘です…。最後の話66になってますが67じゃないですか??わざとそうしていたりしていたらごめんなさい…! (2020年2月19日 14時) (レス) id: 7ac7f90b4f (このIDを非表示/違反報告)
Machika@まっくる - 鈴星さん» 1話から見ていただけてるなんて…!感激です!頑張りますね!(`∀´d (2019年12月21日 10時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
鈴星 - 1話から見させて貰ってます!頑張ってください! (2019年12月20日 20時) (レス) id: 7dc0e7e3e7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まっくる | 作成日時:2019年12月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。