１２９話 ページ32
｢ディーノさん｣
大きなモニターがある部屋。
作戦会議などで使われるその部屋に呼ばれたため行くと、ツナくんたちに加えてディーノさんもいた。
修業の進み具合の確認に来たらしい。
｢ラン｣
突然部屋に愉快な歌が流れ出す。
誰かが口ずさんでいるものではなく、何かが放送されて流れているもの。
ジャンニーニさんは｢何者かに回線をジャックされています！｣と慌てた。
｢ランランランランラーン……ビャクラン！｣
パンッとモニターには二頭身のマスコットキャラクターのようなイラストが映し出された。
それが消えると次に出てきたのは大きなパフェを食べる男性。
｢どう？ 面白かったかい？｣
白い髪で、優しそうに微笑むその人をツナくんが｢白蘭！｣と呼んだ。
｢A チャンもいるんだ。実物はいいね、表情があって。そんなに怯えなくても大丈夫だよ｣
パフェをすくったスプーンを口に運んで、反対側でこちらに手を振ってくる。
私はそれを無視してぐっと睨みつけた。
｢んー？ 何か怒らせることしちゃったかな？ まあいいや。……今日は�爛船腑ぅ広瓩砲弔い討龍般穫⇒蹐鬚靴僕茲燭鵑澄�ほら、日時については言ったけど場所は言ってないよね｣
私はなんのために修業をするのか聞かされていなかった。
ただ、リボーンくんにやるぞと言われていたから従っていただけ。
それはこのチョイスに向けてだったのだろう。
｢六日後お昼の一二時に並盛神社に集合。とりあえず必要な準備して仲間は全員つれてきてね。少なくとも過去からきたお友達は全員だよ｣
｢過去からきた全員って……｣
｢京子ちゃんやハルも！？｣
私たちは表情を曇らせて焦りを見せた。
｢そこに意味があるんじゃないか。みんなで来ないと君たちは失格だからね。Aチャンのためにサプライズも用意しておくから楽しみにしてて｣
｢じゃあ修業がんばってね〜｣と残してプツンと切られた通信。
京子ちゃんたちを戦闘に巻き込むかもしれない。
私関連で何か問題が起きるかもしれない。
頭が痛くなってきた。
｢こうなるとツナが京子やハルに状況を説明しちまったのは正解だったかもな｣
ツナくん以外の全員がその言葉で電流が走ったようにビクリと体を硬直させた。
そうか、ツナくんは話したのか……。
｢京子はどうなったー！？｣
妹である京子ちゃんを心配する笹川先輩は目に涙を浮かべた。
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小学7年生(プロフ) - モナ子さん» ありがとうございます！楽しんでいただけたようで何よりです(^-^) 頑張ります、ありがとうございます！！ (2020年9月24日 19時) (
レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
モナ子 - 面白すぎて一気に読んじゃいました！番外編最高すぎます…( ・∇・) こういうのって大体キャラ崩壊してるのに作者様のキャラはキャラのままで尊敬します！これからも頑張ってください！ (2020年9月23日 21時) (レス) id: 2a3f107de3 (このIDを非表示/違反報告)
小学7年生(プロフ) - めろさん» めろ様、コメントありがとうございます。大変お待たせしましたがこの度連載再開させていただきます。もしよろしければ暇つぶし程度にお使いください。作者の体調まで気にしてくださり感謝致します。めろ様も十分お気をつけくださいませ。 (2020年8月22日 20時) (レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
めろ - 久しぶりにずっと楽しんで読めれる作品に出会ったので更新停止とても悲しいです（ ; _ ; ）書き直しの更新楽しみにまってます、世界情勢も大変な状況なのでお体にお気をつけてくださいね。 (2020年8月10日 14時) (レス) id: afb9e59317 (このIDを非表示/違反報告)
小学7年生(プロフ) - トツキさん» トツキ様、コメントありがとうございます。そんなことを言っていただけてとても光栄です。できるだけ早めに更新出来るよう書き直しを進めさせていただきますので、お待ちいただけると嬉しいです。 (2020年5月26日 14時) (レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小学7年生 | 作成日時：2020年5月2日 20時
