２６話 ページ28
次に目を開けた時に飛び込んできたのは、三人を襲おうとした男が宙を舞っているところだった。
三人には傷などは見当たらない。
「ボンゴレファミリー晴の守護者にしてコロネロの一番弟子。笹川了平、推参！」
晴の守護者は笹川先輩だったのか。
左拳を力強く見せつけて笹川先輩は名乗った。
それっぽくてかっこいい。
やられた一人の増援と見られる人物が別方向から飛び出してきたが、それも何者かによって阻まれる。
ランボくんたちを庇うようにして三つの人影が見えた。
「山本くんに獄寺くん！」
「げっ……なんでてめえがいんだよ」
人の顔を見るなり眉間に皺を寄せあ獄寺くんに内心腹を立たせながらも、沢田くんとともに六人の元へ向かった。
「いろいろあったんだ」
「小僧、いいのか？ 一般人にこんなとこ見せちまって」
「ああ、Aはもうこっち側の人間だからな」
山本くんと獄寺くんは頭上に疑問符を並べている。
私はランボくんとイーピンちゃんを抱きかかえてフゥ太くんの横に立った。
そう、色々あった。
だがその説明は後回しにするしかない。
｢悠長に話してる場合じゃねえ。くるぞ……！｣
リボーンくんが見上げた方からは先ほどの人たちと同じように、真っ黒い服に身を包んだ男性の姿。
どうやらランボくんを狙っているらしい。
すっと武器と思われる物に手を伸ばす。
しかし臨戦態勢に入ったその人を静止する声がその後ろから響き、動きが止まる。
ずらりと並ぶ五つの影。
「一人で狩っちゃだめよ」
「他のリング保持者もそこにいるみたいなんだ」
「よくも騙してくれたなあ、カスども！」
各々の発言よりも風貌よりも。
何より私が気になったのはリボーンくんと同じくらいの背丈の子がその敵陣に身を連ねていたことだった。
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小学7年生(プロフ) - 雛。さん» 雛。様、コメントありがとうございます！そのコメントが嬉しいです〜！！ちまちま更新しますので今後ともよろしくお願いします！ (2021年12月8日 18時) (
レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
雛。(プロフ) - 加筆嬉しいです。ありがとうございます (2021年12月8日 8時) (レス) @page11 id: 9ec0000aae (このIDを非表示/違反報告)
小学7年生(プロフ) - 弥冬さん» ありがとうございます！ これからもニヤニヤしながら読んでいただけるよう頑張ります！！ (2020年4月14日 14時) (レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
小学7年生(プロフ) - 霧菜☆紗理屋さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです！ これからも読んでくださると嬉しいです！！ (2020年4月14日 14時) (レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
弥冬(プロフ) - 面白くてニヤニヤが止まりません！応援してます (2020年4月14日 0時) (レス) id: 0c4007c939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小学７年生 | 作成日時：2020年4月13日 11時
