検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:962 hit

6話 ページ7

男「とはいえ、人に迷惑をかけにクリーンな自 殺が私の信条だ。
 だのに、君に迷惑をかけた時点でそれはこちらの落ち度、何かお詫びでも・・・」

男は「ふむ」と考え込んでいる

フラつきながら立ち上がると男の思考を遮るように大きく腹が鳴った

敦「ぐううううううう〜〜〜〜〜〜っ!」

(も・・・・もう、ダメだ・・・・・)

ふらついていると、男が「おや?」というような顔をした

男「空腹なのかい?少年」

敦「実はここ数日、何も食べていなくて・・・・・」

敦が腹を抑えながら小さな声で白状すると

『ぐうううううううううっ〜〜〜〜〜〜!!!!!』

先ほどよりも大きな音がなり、思わずのけぞりそうになる

自分の腹か____とも思ったが今度の音の出所は目の前の男の腹かららしい

男「奇遇だな、実は私もだ」

男は恥ずかしがるようなそぶりも見せず、むしろ胸をはるようにしていった

敦「それじゃあ!」

敦はパッと顔を輝かせて身を乗り出した

お互いに空腹ならば、行くべき場所は一つ・・・旨いものにありつける場所だ

男「ちなみに、財布は流されたようだ」

男はコートの両のポケットをヒョイっとひっくり返す

出てきたのは流されていたときに紛れ込んだらしい小さな蛙だけで、あとは雫が垂れるばかりだ

敦「えぇ〜そんなぁ・・・・!」

敦はガックリして項垂れる

空腹の文無しが一人から二人に増えたところでどうしようもない

ほんとうに、どうしてこう、ついてないことばかり起こるのか___

そう、力なくため息をついた時だ









































______________________________________________________



今度は短いです、すいませんm(_ _)m

早く太宰さんの名前だしたい・・・・

文字数は私の敵!(`・ω・´)キリッ

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←5話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しお(プロフ) - とても面白かったです!文才ないって言ってたけれど、そんなことない!最高です! (2021年5月26日 22時) (レス) id: 1e137b7116 (このIDを非表示/違反報告)
咲太郎 - とても面白いですね (2021年5月12日 18時) (レス) id: a3f4336cb6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:孔雀 | 作成日時:2021年5月8日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。