Part17 ７人目は新一年生 (ページ2)

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796話　夜叉ページ2

火神「良いッスね！」

日向「おうよ！あったりまえだ！」

貴方「(微笑」

根武谷「アイツのフォームお前に似てんな」

実渕「やっぱり、そう思う？

(けどまぁ…似てるだけね

とっくに消化してカスタムしてる別物だわ)

悪くないわね」

日向の後ろ姿を見ながら妖しい笑みを浮かべた

その後も実渕た日向の点の取り合いは続く

どちらも譲らない

・

若松「３Ｐの応酬…！」

今吉「ほらな？」

・

バンッ

日向「！？(ヤベ…ッ)」

実渕にシュートを叩き落とされてしまった

Aがボールを取る前に赤司が持ってしまった

貴方「(ﾁｯ」

そしてそのボールは再び実渕へとパスされた

日向「させねぇ！」

実渕「見直したわあなた

思ってたよりずっと良いシューターね

だからお礼に良い物見せてあ・げ・る」

貴方「！」

・

花宮「マジかよあれ打つのか？

実渕のよく使うシュートは２つ

相手を交わしつつ決めるシュート ”天”

相手に当たりながら決めるシュート ”地”

だが実はもうひとつ…」

・

実渕は笑みを浮かべたままボールを構えて飛んだ

日向(？ただのシュート…？

そんなもん打たせる訳…！？)

手を伸ばした日向の体が突然止まってしまった

日向(飛べない…！？何で…？)

貴方「順平先輩！」

・

シュッ

実渕はそのままフリーで打ってしまった

花宮「相手に何もさせずに決めるシュート ”虚空”」

・

ピーーーーッ

「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」」」

小金井「日向が勝手に動きを止めた！？」

火神「なっ…！？」

・

花宮「奴は３種のシュートを持つ”夜叉” 実渕玲央」