540話 押し退けて ページ46
今度は福田からスタート
ボールは主将の男子にパスされた
灰崎「寄越せ!」
バッ
森山を交わして後ろにいる灰崎にボールを投げた
ゴールに向かって一気に走り出す灰崎の前に出た笠松
灰崎「(フッ」
だが、一瞬のうちに笠松は簡単に交わされてしまった
笠松「何!?」
黄瀬「行かせないッスよ」
続いて止めに入ったのは黄瀬だった
灰崎「あ?」
灰崎は少し後ろに下がると一気に黄瀬を抜いた
黄瀬(は、早い!あの頃とは桁違いだ!)
灰崎「話になんねぇな
邪魔だ どけぇぇぇぇぇ!!」
敵味方関係なく人を退かせ、ゴールに一直線
そしてゴールに向かって前屈みで飛んだ
・
日向「マ、マジかよ!?」
リコ「味方すら押しのけて!?」
貴方「涼太…っ」
・
バンッ
ダンクされかけていたボールを黄瀬が叩き落とした
灰崎「……」
ピッ
ボールはコートの外へと出て行った
「「オォォォォォォォォォッ!!」」
早川「よっしゃぁっ!」
灰崎「(チッ テメェが邪魔したせいで踏み込みが遅れたじゃねぇかよ」
そう言って自分が押しのけた味方選手を睨む
バシッ
海常「!?」
何と灰崎がその選手の頭を叩いたのだ
・
貴方「あの人 またあんな事…っ」
火神「アイツ 先輩に対して!」
貴方「許さない…(睨」
・
男子「……っ」
頭を叩かれた男子は言い返しもせず、やり返しもせずに拳を握り締めた
男子「すまん…」
悔しそうにそう一言謝った
他の3人の選手は平然と歩く灰崎を睨んだ
笠松「霧崎第一の花宮はクソ野郎だが、まだチームの主軸として機能してた
チームプレー精神の欠片もねぇ
一番嫌いなタイプだぜ(睨」
407人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宝石姫(プロフ) - 美衣さん» ご報告ありがとうございます!すぐに訂正しておきます (2021年9月15日 12時) (レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼します。522話で「飛べない」が「食べない」になってました。 (2021年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時:2020年11月27日 15時