もう一冊の友人帳 part4 (ページ31)

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笹田はロープを見つめてションボリしていた

女性「ちょっと手伝って？」

笹田「あっはーい」

ションボリしたまま女性について行った
それを陰から見てニャンコ先生を探すA達

田沼「居ないなポン太」

貴方「そうね…ってポン太？」

夏目「？」

田沼「あっごめんこっちの話
手分けして探してみるか？」

夏目「悪いなそうしてくれるか？」

田沼「よしっ」

夏目「Aは俺が連れて行くから」

田沼「分かった」

田沼はA達に背を向け、走り出した
Aと夏目も田沼とは逆方向に進み、ニャンコ先生を探し始める

貴方「どこに行ったのかしら？先生
随分暗くなっちゃったけど…」

夏目「そうだな…」

北本「あっあれ」

西村「おー！夏目！水樹！やっぱ来てたか！」

声のする方を見ていたら北本と西村がいた

夏目「あっニャンコせ…いやウチの猫見なかったか？」

西村「あの豚猫？見なかったけど…」

夏目「そうか…」

貴方「ホントに何処行ったのか…」

北本「逃げたのか？」

夏目「まぁな」

貴方「ごめんね急にじゃあね」

西村・北本「「あぁ」」

夏目とAはまたニャンコ先生を探し始めた