もう一冊の友人帳 part4 (ページ4)

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～夜～

in八ツ原山

ニャンコ先生「ケッ何が夏目だ！水樹だ！何が友人帳だ！」

中級や低級がコソコソ話ながら見ている先には酔っ払ったニャンコ先生

ニャンコ先生「バカにしよってからに…
うるさーい！酒乱じゃないぞゴラァー！すっこんでおれー！」

真っ赤な顔で起こり、酒瓶を投げつけてきた
怯えた妖達は皆、逃げて行った

ニャンコ先生「よしっ歌でもいっちゃおうかなこれ！」

今度は酒を持ったまま歌い出した

・

～翌朝～

ニャンコ先生「あー昨日飲み過ぎた」

湧き水を飲みながら呟いた

ニャンコ先生「！この岩清水は…！
あ～頭ズキズキする…
うるさいなぁもうちゅんちゅん、ちゅんちゅん」

森の中を飛ぶ雀にまで文句を付け始めた
グゥゥゥゥッお腹も鳴り始めた

ニャンコ先生「グゥグゥ…そう言えば腹が減ったな」

そして地面にとまっていた雀を狙い始めた
そして崖に落ちてしまったのだ

・

最初に話が戻る
グゥゥゥゥッまたお腹が鳴り始めた

民子「エヘッお腹空いたね？
そうだ！チョコあるんだよ！」

板チョコを鞄から出し、２つに割った

民子「はい！猫ちゃんにも半分こ！」

ニャンコ先生「(ｸﾝｸﾝｸﾝｯ」

ガブッ
匂いを確認するとチョコにかぶりつき、食べ始めた

民子「美味しいね！本当はパパとママと３分個だったの
でもまたピクニックダメになっちゃったから１人で来たのそしたら落ちちゃった！」

ニャンコ先生「……」

民子「そうだ猫ちゃん！お家に来ない？
一緒にご飯食べたり、おやつ食べたりしようよ！
１人じゃなかったらきっと美味しいよ！」

ニャンコ先生「……」