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in田沼の家





田沼「はい 麦茶」



夏目「あっ 悪い」



貴方「ありがとう」



夏目とAは部屋を見回す



田沼「ビックリする程何も無いだろ?」



夏目「あっ いや…」



田沼は時計を見上げた 針は3時5分を指していた



田沼「あっ 丁度時間だな」



夏目「え?」


貴方「?」



田沼「あの天井の隅」



貴方・夏目「天井?」



2人は田沼の見る天井を見上げた
そこには水と光の反射で現れる模様が映し出され、泳ぐ鯉も見える



夏目「へぇぇ 綺麗だな」



貴方「ホント 綺麗に反射してるわね」



田沼「だろ?」



貴方「池の反射ね」



田沼は嬉しそうに微笑み、立ち上がる



田沼「ほらっ」



貴方・夏目「「え?」」



田沼「庭に池なんて無いんだ」



そこには岩と草ばかりだった



貴方・夏目「「!!」」



しかし2人の目にはしっかり見えていた
岩に囲まれた大きな池と元気に泳ぐ赤い鯉の姿が…



田沼「だから多分天井の水門は俺達にしか見えないんだと思う」



貴方・夏目「「………」」



田沼「どうした?」



夏目「あっ いや…そうだな 不思議だな」



貴方(田沼くんには池が見えないのね…)



田沼「!」



夏目「あ…」



貴方「ん?どうしたの?」



田沼「どうした?」



夏目「忘れてきた」



貴方「え?」



夏目「ニャンコ先生…」



貴方「あ…すっかり忘れてたわ…」



田沼「俺も…」



3人はだいぶ前から居なかったニャンコ先生の事をやっと思い出した











〜その頃〜



inテント





笹田が夏目を探していた



笹田「あー 逃げられちゃった…
水樹さんがいていつも夏目くんとちゃんと話せないのよね…ん?」



椅子に乗っている物体を見つけて駆け寄った



ニャンコ先生「( - ω - )zzz」



笹田「夏目くんと水樹さんとこのブサイクちゃん…
この子がいれば夏目くんは戻ってくるわ 運が良ければ夏目くんと2人きりで…
よしっ!!」



嬉しそうに頬を赤らめた



笹田「すみません!
紐ありませんか? なるべくゴツいやつ」

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噂のキャンディー(プロフ) - 更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2022年6月7日 16時) (レス) id: 527420b84e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://onegaimymerodyi  
作成日時:2021年7月30日 23時

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