もう一冊の友人帳 part4 (ページ21)

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影「くってやるぞ小僧！小娘！」

黒い影はあの日会った妖に変わった
そして大きな口を開けた

ニャンコ先生(ミニ)「そうはさせるか！たぁぁぁっ！」

小さい体でジャンプし、妖に飛びついた
だが、体がすり抜けて地面に叩きつけられた

貴方・夏目「「先生！！」」

ヒノエ「夏目ー！水樹ー！」

慌てて戻ってきたヒノエ

ヒノエ「使えー！！」

投げてきたのは探していた巻物だった
バシッ
夏目は巻物をキャッチし、開いた

「！？」

巻物は夏目とAを囲んだ

貴方・夏目「「日、通りし道より来たれ蔭払う者」」

フッ
髪の毛を１本抜き、吹いて風に乗せた
２本の髪は重なり、強く光り始めた

夏目「来たか？」

貴方「！」

ポンッ
爆発して現れたのは白いインコだった

夏目「うわっちっさっ！」

貴方「インコ？可愛いわね(微笑」

妖「それがお前らの式か？」

笑いながらどんどん大きくなる妖
夏目はAを抱き締め、地面に倒れた
妖とA達の間にはインコが飛んでいた
妖の口はどんどん近くなる
ピカァァァァァンッ
急にインコが光り始め、妖の動きが止まった

貴方・夏目「「！！」」

２人はその事に気づき、顔を上げた
次の瞬間、さらに光が強くなった

貴方・夏目「「！！」」

「ギャァァァァァァッ！！」