もう一冊の友人帳 part4 (ページ19)

今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:21,291 hit

・ページ19

夏目「心配かけちゃうかな塔子さんに…
でも俺達がいたら迷惑が…ッ」

夏目が辛そうに腕を押さえて出ると…

貴方「……ッ」

夏目「A！？」

見た先にはAが腕を押さえて倒れていた

貴方「(ﾊｧﾊｧｯ」

夏目は慌てて駆け寄り、抱き上げた

夏目「A…」

貴方「貴志…ッ」

悲しそうな顔をするAを優しく抱きしめた

夏目「大丈夫俺はずっと一緒だ…」

ヒノエ「…お前達はレイコや綾子と違うねお前達は人が好きなんだね？」

夏目「俺もAも小さい頃は苦手だったんだ
でも優しい人達に出会えて優しさを知って逃げたくないって思った
俺やAも優しくなりたいって思ったんだ…」

ヒノエ「男のくせに甘ちゃんな事を」

ニャンコ先生(巨大)「まったくだ」

夏目「悪かったな！ A立てるか？」

貴方「えぇごめん…」

夏目に手を貸してもらいながら立ち上がった

ニャンコ先生「！」

シュゥゥゥゥゥゥッ
いきなりニャンコ先生の体が萎み始めた

ニャンコ先生(ミニ)「まただよ」

ヒノエ「やれやれでは今回限りの式をお前達に付けて守らせるのはどうだ？」

貴方・夏目「「式…？」」

ヒノエ「影を祓える系譜のものだよ
その呼び出し方を教えてやるキツイけどやるかい？」

服の中から巻物のような紙を出した

ヒノエ「その体力では一発勝負だ大物が出るか役立たずの小物が出るか」

夏目「ありがとうヒノエ」

貴方「ありがとう…」

ヒノエ「！何故だ！？レイコに似てるのに何で男なんだぁぁぁ！？
お前は綾子に似て可愛いねぇ」

ギュッナデナデ
Aはヒノエに抱き締められ、頭を撫でられる

貴方「(汗」