もう一冊の友人帳 part4 (ページ17)

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ニャンコ先生(巨大)「呪いの余波で妖力が安定せんわいクソッ！クソッ！クソッ！」

ニャンコ先生が地面を叩く度にドシンッドシンッと揺れる

夏目「やめろバカッ！」

塔子「貴志くん？Aちゃん？
貴志くん Aちゃん帰ったの？」

ガラッ
玄関を開けて塔子が出てきたその側には黒い影

塔子「あら？おかしいわねぇ…声がしたと思ったのに」

A達は咄嗟に家の陰に隠れていた

ニャンコ先生(巨大)「あの影私が食ってしまおうか？」

ヒノエ「印の無い奴には触れもしないよ
まぁ良いじゃないか五日印の効力は後４日
その間逃げ回ってれば良いのさ」

貴方「……」

夏目「…逃げ切ればいいんだな？後４日…」

ヒノエ「あぁ」

貴方・夏目「「………」」

・

～夜～

Aと夏目は塔子達と夕食を食べていた目の前には幸せそうに微笑む塔子と滋

貴方・夏目((この人達には心配かけたくない…))

夏目(でも一緒にいると何が起こるか分からないし…)

貴方(怪我なんてしたら耐えられない…)

２人はその夜、部屋からロープを垂らして外へと出た
手を繋いで向かったのは山だった
夏目・A・ニャンコ先生は寄り添って眠った

貴方(野宿して朝こっそり戻ればきっと大丈夫よ…)