もう一冊の友人帳 part4 (ページ12)

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三篠「しかし夏目殿水樹殿妖ものに弱い心を見せてはなりませんよ」

貴方・夏目「「え？」」

三篠「妖は人の心のを弱さや影を映す寂しさを妖で埋め合わせておいでで」

貴方・夏目「「！！」」

ニャンコ先生(ミニ)「三篠主人達に良い態度だなあまり調子に乗るなよ」

三篠「よく言うわ斑
印など付けさせておいて用心棒が聞いて呆れる」

ニャンコ先生(ミニ)「何！？」

三篠「夏目殿水樹殿そんな猫ダルマ見限られたらいつでも申されよ
私がお守りしよう」

ニャンコ先生(ミニ)「コラッ！誰が猫ダルマだ！」

三篠「ではヒノエを呼んで参ります」

チリンッと鈴の音を鳴らし、消えて行った
怒るニャンコ先生に目もくれずに…

ニャンコ先生(ミニ)「おい！何！ヒノエだと！？」

夏目「知ってるのか？先生」

ニャンコ先生(ミニ)「あぁアイツは…」

チリンッ
また鈴の音が聞こえてきた

貴方・夏目「「？？」」

それから何回も鈴の音が響き渡る

「レイコ！綾子！レイコ！綾子！」

ニャンコ先生(ミニ)「あ…あ…アイツは…」

「やっと我を呼んだか…」

すると煙と共に紫色の着物を着た妖が現れた

「麗しのレイコ！綾子！」

ギュッ
妖は突然Aと夏目に抱きついてきた

ヒノエ「おっその蔑むような目薄ら笑いが似合う唇
どうしたのだ？レイコその髪は
また人間に嫌がらせされたのかい？
綾子も髪が少し伸びたようだな
あんな口惜しや人間共！
お前達に触れるものは皆このヒノエが祟り殺してくれようか？
ん？レイコの胸がない」

夏目「……」

ヒノエ「ヒッな、何と！？男ぉぉぉぉぉぉ！？」

ニャンコ先生(ミニ)「アイツは重度のレイコと綾子好きだ」

ヒノエ「気色の悪い…」

ニャンコ先生(ミニ)「そして男嫌いだ」

夏目「(ﾊｧｧｧｯ」

貴方「(汗」