もう一冊の友人帳 part4 (ページ11)

今日:22 hit、昨日:3 hit、合計:21,304 hit

・ページ11

～夜～

in山

A達は夜の山で地面に陣を書いた

貴方「とりあえず書けたけど…」

夏目「こんな感じか？」

ニャンコ先生(ミニ)「良いだろう次に白い布を羽織って陣の真ん中に２人で立て」

２人は白い布を被り、陣の真ん中に立ったそして手を繋いだ
すると小さいニャンコ先生が夏目の頭に飛び乗った

ニャンコ先生「顔と名前を知らなば呼べぬからこの間の三篠を呼び出してみるか
夏目 A 鏡と友人帳を置いて血を落とせ」

貴方・夏目「「血？」」

ニャンコ先生(ミニ)「本来なら生爪の一枚も欲しいところだ
妖相手に代償無しで済むと思うなよ」

夏目とAは指を歯で傷つけ、鏡の上に血を垂らした

ニャンコ先生(ミニ)「やるぞ夏目 A」

貴方・夏目「「えぇ/あぁ」」

パンッ
両手を叩き、呟いた

貴方・夏目「我を守りし者よ我が元へ来たれ
汝の名…三篠」

ピンッ
友人帳が開かれ、一枚の紙が立った
ドォォォォォォォンッ
紙から光が挿し、竜巻が現れた
そして辺りが光に包まれると三篠が目の前に現れた

三篠「夏目殿水樹殿お久しぶりでございますなぁ」

夏目「この前は名前を返しそびれて悪かったな三篠」

貴方「ごめんなさい私は寝てて気付かなかったの…
そんな時に悪いんだけどお願いがあるの少し付き合ってくれない？」

夏目「三篠頼む」

三篠「よろしいでしょう」

夏目「これなんだけど…
あっさっきより広がってる…」

腕の包帯を取るとアザが広がっていた

夏目「Aの腕にも同じものがあるんだ」

三篠「おや？呪いの印これはマズい
だが私は呪いに詳しくはございません代わりのものを寄越しましょう」

夏目「助かる」

貴方「ありがとう三篠」