もう一冊の友人帳 part4 (ページ1)

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～放課後～

Aと夏目は昨日北本達が居た喫茶店を見にきた窓から店内を覗くが、それらしい人物は居ない
出会ったベンチにも寄ったし、ゲームセンターにも行った
だが、何処にも姿が見えない

貴方「居ないわね…」

夏目「そうだな…」

笹田「コラッ」

貴方・夏目「「！！」」

笹田「校則違反だよ下校中にゲームセンターだなんて」

貴方「笹田さん…」

ギュッ
Aは夏目の腕に抱きつき、少し後ろに隠れた

夏目「A…」

笹田「ていうかちょっと意外夏目くんや水樹さんでもゲームやるんだ？
まぁ朝からゴミ漁るよりはよっぽど健全だけど」

夏目「(苦笑」

女の子「お姉ちゃん」

笹田に話しかけた女の子
その子はニャンコ先生と崖の下で出会う子だ

笹田「あらっ民子ちゃん
こんにちは１人？」

民子「ううんママと」

笹田「あっそう近所の子よ」

夏目「こんにちは」

貴方「こんにちは(微笑」

２人は少し屈み、民子に挨拶をした

笹田「民子ちゃんお買い物？」

民子「うん明日ピクニックだもん」

笹田「あっ！民子ちゃんのパパとママ一緒にお休み取れたんだ！良かったね」

民子「うん！」

笹田「この子のお家ご両親が共働きでね…」

話しながら振り返ると…

笹田「いない逃げられた(ﾁｯ」

・

in藤原家

夏目「ただいまー！」

貴方「ただいま」

貴方・夏目「「？？」」

２人の前にはジッとこっちを見つめる白い子猫がいた

貴方・夏目「「……？」」