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〜翌日〜
in二葉ダム
自転車を夏目が漕ぎ、Aとニャンコ先生が後ろに乗っていた
辿り着いたダムの水はいっぱいになっていた
夏目「燕は村に帰れたのかな？」
ニャンコ先生「他に縛られたものが帰るのは簡単だ 案外成仏してしまったかもしれんぞ」
貴方「だったら良いなぁ…
(燕 あの人には会えた？
おやすみ燕…良い夢見てね…)」
・
in木の上
いつも燕が座っていた木にA達は上っていた
ニャンコ先生「まったく夏目 A お前達には振り回されるな」
夏目「でも先生は最後まで側にいてくれるんだろ？」
ニャンコ先生「ん？食っていいって事か？そりゃ」
貴方「そう言う意味じゃないから ニャンコ先生もいつか私達に情がうつるのかしら？」
ニャンコ「お前達の方はどうなんだ？」
夏目「さぁ どうかな…」
貴方「分からないわね…」
そんな話をしていると木の上から谷尾崎さんが歩いているのが見えた
貴方「貴志 あの人！」
夏目「！」
・
谷尾崎「青い花柄の浴衣の子？」
夏目「はい この間の町内会のお祭りで…」
谷尾崎「あっ あの子か
会ったよ 青い浴衣の口数の少ない女の子に」
貴方「そうですか 良かったです(微笑」
谷尾崎「そうだ 見てみるかい？
今上がってきたんだ その時の写真 はい」
鞄から１枚の写真を出してA達に差し出した
夏目は写真を受け取り、２人で見た
貴方・夏目「「！！」」
そこに映っていたのは浴衣姿の谷尾崎さんの隣にそっと立つ燕がいた
その瞳は閉じていたが、とても嬉しそうで幸せそうだった
貴方「(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ」
Aの目から涙が流れ始めた
夏目「(微笑」
泣き始めるAを見て微笑み、ギュッと肩を抱いて体をくっつけた
夏目(そうだね 僕もAも好きだよ
優しいのも暖かいのも 惹かれ合う何かを求めて懸命に生きる心が好きだよ)
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宝石姫(プロフ) - 黒白さん» 前から書き溜めていた物なんですよ。嬉しいコメントありがとうございます！更新ペースは遅いと思いますが、よろしくお願いします！ (2021年7月31日 16時) (
レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - 面白いです！書くのが早くて憧れます…頑張ってください！！ (2021年7月31日 14時) (レス) id: 31e30c7c18 (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - ぽんさん» 教えてくださりありがとうございました！ (2021年7月31日 1時) (レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2021年7月30日 17時
