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西村「後だろ！」
北本「先だよな！？」
２人はお互いの襟を掴み合う
夏目「おい よせよ！」
貴方「2人とも 落ち着いて！」
西村「絶交だ！」
北本「おう 臨むところだ！」
西村・北本「「(ﾌﾝｯ」」
夏目「お、おい！」
止める夏目の声も聞かずに２人は怒って別方向に離れていった
貴方「あらあら…」
Aは困ったように西村と北本をキョロキョロと見る
笹田「くっだらない喧嘩ね」
いつの間にか夏目の隣に笹田がいた
貴方・夏目「「あ…」」
笹田「はい これ落としたでしょ？」
差し出すその手には落とした切符が握られていた
夏目「あ…」
取ろうと手を出すとスッと遠ざけられた
笹田「これ昔の切符よね？どうしたの？
水樹さんも同じ物持ってるわよね？」
夏目「別に…」
貴方「……」
笹田「夏目くんと水樹さんとどう言う関係があるの？ 何か曰くありげって感じだけど」
貴方「別にそういう訳じゃないけど…ね？ 貴志」
夏目「あぁ 今朝学校に来る途中で２枚拾って」
笹田「嘘が下手ね」
夏目「え？」
貴方「！」
グイッ
笹田が夏目に顔を近づけたのを見てAは夏目の腕を引っ張って笹田から離した
貴方「(ﾑｯ」
夏目「A？」
ムスッとしたAを不思議そうに見て頭を撫でた
夏目「A 大丈夫だから(微笑」
貴方「！」
Aは目を見開いてそっと手を離した
夏目「俺は側にいるから な？(微笑」
貴方「えぇ…」
夏目はAの手を握って笹田から切符を取った
貴方・夏目「「(微笑」」
笹田「……」
笹田はそっと側を離れた
夏目「何でもないから」
笹田「後でゆっくり聞くわね」
貴方(貴志は絶対に渡さない…)
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宝石姫(プロフ) - 黒白さん» 前から書き溜めていた物なんですよ。嬉しいコメントありがとうございます！更新ペースは遅いと思いますが、よろしくお願いします！ (2021年7月31日 16時) (
レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - 面白いです！書くのが早くて憧れます…頑張ってください！！ (2021年7月31日 14時) (レス) id: 31e30c7c18 (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - ぽんさん» 教えてくださりありがとうございました！ (2021年7月31日 1時) (レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2021年7月30日 17時
