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〜翌日〜



in高校





夏目とAは窓から外を眺めていた



夏目(ますます妖怪とばかり関わってる気がするな…アイツらに心を許しすぎるとまた…)



西村「夏目、水樹 夏目!水樹!」



貴方・夏目「「!!」」



北本「お前ら 顔色悪いぞ?」



西村「大丈夫か?」



夏目「あぁ」
 


貴方「えぇ 大丈夫(微笑」



北本「本当か?」



その時昨日感じた視線をまた感じた



貴方・夏目「「!!」」



西村・北本「「??」」



少し先には先日廊下であった段差を見かけた
その顔は少し笑っていた



貴方・夏目((今の視線…))



貴方「ねぇ 今通った男の子の名前分かる?」



北本「ん?1組の田沼じゃねぇのか?」



貴方「田沼…」



西村「アイツだよ この前夏目と水樹の事聞いてきたのって」



貴方・夏目「「え?」」



北本「確か八ツ原の先の古寺に最近引っ越してきたらしいよ」



夏目「八ツ原に…?」



貴方「貴志…」



夏目「あぁ 行こう」



夏目はAの手を握り、田沼を追いかける



北本「夏目?」


西村「水樹?」



田沼の曲がった角を見るが、そこには田沼はいなかった



貴方「ねぇ ひょっとして彼なのかしら…?」



夏目「行こう」


貴方「え?」



夏目はそのままAの手を引いて階段を降りて探し始めた



夏目(見えているものが存在していないかもしれない
そんな不安定な世界を2人で歩く怖さを分かってくれる人は誰もいなかった…
だから俺はずっとAと2人で…
俺にはAしかいなくて…Aにも俺しかいなくて…
怖がりでよく泣いていたAを守れるのは俺しかいなかった…)

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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://krarebo2/kazama-hirot  
作成日時:2021年7月30日 14時

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