もう1冊の友人帳 (ページ27)

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A達は走って妖を見つけに向かっていた

夏目「間違い無いんだな！？」

露神「あぁやっぱりアイツはこの山にいた
声をかけたら投げて行ってしまったがまだそう遠くへは行っていまい！」

貴方「ニャンコ先生２手に分かれる？」

ニャンコ先生「！」

急に何かを察知したのか足を止めた

夏目「どうした！？」

ニャンコ先生「何かヤバいのがくる」

夏目「ヤバイの…？」

貴方「静かな妖だったらいいのに…」

次の瞬間、急に強風が吹き始めた

「参りました」

突然目の前に現れたのは真っ黒い姿をした妖

貴方・夏目「！」

風が止み、妖の姿がハッキリ見えた
しかしシュッと一瞬で目の前から姿を消した

貴方「貴志…」

夏目「あぁ…」

２人はくっ付いて辺りを見回しているといきなり巨大な姿で先程の妖が現れた

妖「参りました」

夏目「うわぁっ！」

貴方「キャァッ！」

A達は妖に背を向けて走り出した

露神「此奴だ！向こうから現れおったわ！」