もう1冊の友人帳 (ページ18)

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in藤原家

ガラッ

妖「ごめんくださいまし」

訪ねて来た妖をA達は部屋へと招き入れた

貴方(友人帳の名前を返してもらいにくる妖怪達)

ビリッ
２人は１枚の紙をそれぞれ破いてくわえた
パンッと手を叩き、息を吐いて名を返す
そして名前を返して貰った妖怪は帰って行った

・

ニャンコ先生「いやーあの饅頭はいくつでも食えてしまうな！
…ん？」

部屋の前を通って何かが目に止まった
そこにいたのは…

貴方・夏目「「……」」

２人がくっついて床に寝ていた

ニャンコ先生「何だまた名前を返してやったのか？」

夏目「まぁな」

ニャンコ先生「まったく余計な事を
どんどん友人帳が薄くなっていくではないか」

スタスタッとA達のそばに歩み寄ってくる

貴方「名前を返すと酷く疲れるわ…」

夏目「あぁ…」

ニャンコ先生「私が貰い受ける頃には何匹残っているやら
いっその事このガキ達食ってしまおうかな？」

夏目の体の上に乗り、大きく口を開ける

夏目「聞こえてるぞインチキ招き猫」

貴方「残念だけど私達寝てないから」

ニャンコ先生「なっ！(ｷﾞｸｯ」