もう1冊の友人帳 (ページ47)

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～翌日～

in高校

「「夏目様ー！水樹様ー！」」

中庭から2人を見上げて手を振る２匹
A達と少し離れた場所から下を見下ろす１人の男子がいた

田沼「……」

夏目「見えるのか？」

田沼「え…？」

貴方「裏庭に変なものでも見えるの？」

田沼「いや…でも一瞬何か変なものの影が２つ見えたような気がしたんだ
多分いつもの気のせいなんだ影を見たり、気配を感じたり
変なこと話して悪い…
夏目と水樹って奴も時々何か見てるみたいだって噂で聞いて話をしてみたかった
でも多分気のせいなんだ」

貴方「私達には見えるよ」

夏目と２人で田沼の側に行った

貴方「すごく変なもの」

田沼「え…！？」

夏目「でも内緒なやっぱり俺達３人が変なのかもしれないし」

田沼「そうか…そうだな…(微笑」

夏目・貴方「「(微笑」」

夏目(上手く言えないけど…最近分かってきたんだ
人だろうと妖だろうと触れ合わすのが心であるなら同じだと…
２人でいるのが寂しくなるのも…最初の一歩が怖いのも…)

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～夜～

in夏目の部屋

夏目・貴方「「(。-ω-)zzz」」

2人で一枚の布団で仲良く寝ていると…
チリンッチリンッ

夏目「ん…っ」

貴方「何…？」

２人はゆっくりと起きた

夏目「Aは寝てていいよ…」

貴方「ん〜……(。-ω-)zzz」

夏目「(微笑」

ナデナデと優しく頭を撫でて、カーテンを開けた

三篠「夏目殿名前を返していただきたい」

夏目「ごめん Aも寝てるし俺も眠いからまた今度な…」

三篠はそれを受け入れて素直に帰っていった
夏目はAの隣でまた寝転んだ

夏目(相変わらず煩わしいことも多い日々妖怪はやはり苦手だが…)

・

～翌日～

in藤原家

夏目「行ってきまーす」

貴方「行ってきます」

ガラッ
A達が学校へ行く為、玄関を開けた

「「(ｿｿｸｻｿｿｸｻ」」

中級２匹は逃げるように敷地内から出ていった

貴方「貴志これ…」

見た先には木の実や花・山菜・魚が玄関に置かれていた

貴方・夏目「「(微笑」」

夏目(たまになら相談に乗ってやってもいいかもしれないな…)