Part27 マドンナはマフィア！？ (ページ36)

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～5時限目～

綱吉は黒板の前に出て問題を解いていた

先生「よしっ正解だ！

珍しくちゃんと予習してきたんだな沢田」

綱吉「は、はい」

男子「マジかよ…」

男子「あの沢田が…」

綱吉は先に戻る途中、獄寺の席近くで少し足を止めた

綱吉「ありがとう

獄寺くんが俺にも分かるように教えてくれたからだよ(ｺｿｯ」

獄寺(G)「いいえ 10代目の実力です」

貴方「(微笑」

獄寺(G)「姫(微笑」

貴方「(ﾆｺﾆｺ」

・

・

～6時限目～

inグラウンド

綱吉達男子はグラウンドでサッカーをしていた

男子「獄寺を止めろ！」

ボールを蹴り、ゴールへと向かっていく獄寺

男子「ゴール前守れ！」

山本「行かせないぜ獄寺！」

ボールを蹴り、取ろうとスライディングしてきた山本

獄寺は軽々とジャンプし、山本をかわす

そしてそのままボールを蹴った

獄寺(G)「10代目！」

綱吉「え？」

ボンッ

綱吉の胸にボールが当たり、ボールは軌道を変えてシュートされた

綱吉「あっ！」

獄寺(G)「さすがです 10代目」

山本「ホント絶妙だったぜツナ！」

綱吉「いや俺は何も…」

男子「やるじゃん沢田！」

男子「ナイスゴール！」

男子「次も頼むぜ！」

綱吉「え？ア、アハハハハ(苦笑」

チラッと獄寺の方を見た

獄寺は優しく微笑み、綱吉を見ていた

綱吉(いつもの獄寺くんだったら…)

・

獄寺『テメェら！10代目の邪魔すんじゃねぇぞ！

ささっ 10代目！どうぞ！』

ゴール前にボールを設置し、綱吉に差し出した

綱吉『(汗』

・

綱吉「(ってなってると思うんだけど…

今日は何かさり気なくフォローしてくれてる

いつもこうだと良いんだけどな)

ん？いつも？」

綱吉は自分が思った事に疑問を抱き、獄寺を見つめる

だが獄寺は表情を変える事はなかった