Part19 マドンナはマフィア！？ (ページ27)

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10年前の雲雀ページ27

ﾋﾊﾞｰﾄﾞ「ﾋﾊﾞﾘ！ﾋﾊﾞﾘ！」

雲雀は立ち上がり、幻騎士を見た

幻騎士(あ、あれは…10年前の雲雀恭弥…！)

雲雀「……」

雲雀は不思議そうに辺りを見回した

幻騎士(これはどういう事だ？

雲雀恭弥は霧の波動を持っていて霧のリングを使えるらしいが…

これほどの幻覚は作り出せないはず

幻覚にかかるという事は視覚を支配される事

この俺が幻覚に惑わされるなどあり得ない

つまり…これは…

本物の10年前の雲雀恭弥

これが話に聞いていたタイムトラベル…

ま、まさか…っ！

この時代の雲雀はこの事を見越していたのか？

だが、ボンゴレ側は自らタイムトラベルを実行出来ぬはず…)

貴方「恭弥！」

雲雀「やぁ A

君今まで何処に居たんだい？

家にも学校にも来ないで」

貴方「その事はまた後で話すから」

雲雀「そう」

雲雀はAから幻騎士に目を向ける

雲雀「ワァオ」

幻騎士「！」

雲雀「どういうトリックかな？

僕は学校の屋上で昼寝をしていたはずなんだけど？

ねぇ君」

貴方「あらあら…(苦笑」

Aは雲雀の発言を見越し、苦笑を溢した

雲雀「並中なら…」

幻騎士「？」

雲雀「その眉は校則違反だ」

幻騎士「なっ！？こ、これは…」

雲雀「まぁいいさ

しかし…」

雲雀は倒れている山本を見た

雲雀「何故ウチの行方不明だった生徒が倒れてるんだい？

それにAまで誘拐してるなんて…」

幻騎士「山本武は俺が葬った」

貴方「まだ死んでないわよ」

幻騎士「何！？」

貴方「治療する前に確認したけど武もラルも息をしてた

今は眠ってるだけよ」

雲雀「へぇぇ君がAの手を煩わせたんだ

じゃあ話は早い」

幻騎士を睨み、トンファーを構えた

雲雀「君の行為を並中への攻撃とみなし

僕が制裁を加えよう」