好敵手 ページ24
パリィンッ
また雲雀のリングが砕け散った
10雲雀「行こう」
ハリネズミ「キュー」
10雲雀「？」
様子のおかしいハリネズミに首をかしげる
貴方「！」
Aは慌てて立ち上がり、ハリネズミに触れた
貴方「大丈夫だから…」
パァンッ
ハリネズミの胴体が割れてしまった
中から幻騎士が出てきた
貴方「おっと」
Aの虹の炎で消えずに済んだハリネズミ
それを慌てて受け止めた
ハリネズミ「キュー」
貴方「良かった 無事で(微笑」
ハリネズミ「キュー」
10雲雀「A」
貴方「この子 何処も怪我してないよ」
10雲雀「そう ありがと」
ハリネズミはそのままBOXに戻って行った
Aと雲雀は幻騎士の方を見た
幻騎士は木にぶら下がり、こちらを見ていた
幻騎士「なるほど 出来る
貴様なら俺の好敵手になり得るかもしれんなぁ」
10雲雀「それはどうだろうね」
幻騎士「？」
10雲雀「僕の好敵手にはそう簡単にはなれないよ
君にその資格があるかはまずその王業な霧の幻術を解いてからだ」
ガチャッガチャッ
2つのBOXを開口した
中から飛び出たハリネズミは凄い勢いで飛び出した
幻騎士「！」
そのハリネズミは周りの木にぶつかり、木を崩していく
雲雀はトンファーを構えて走り出した
10雲雀「君の幻術は君の頭の中の想像を映像化したしたものだ」
雲の炎で出来た足場の上を飛び、幻騎士に近づく
10雲雀「映像処理が間に合わない程の負荷を君に与えたら？」
かかってくる雲雀を避ける為、木から離れた
10雲雀「(ﾌｯ」
雲雀と幻騎士は武器で戦い続けた
その最中にハリネズミ2匹が周りの木を攻撃し続けた
貴方「恭弥…」
Aは山本とラルを治療しながら雲雀を見つめた
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年5月26日 1時
