四十話 ページ41
ユウ「もう諦めてくれるならいいじゃないっ!
こんな無駄な事、止めてくれるんだから、ね?」
火に油を注ぐのがユウである。
何が、ね?だ!!
不屈の精神に基づくサバナクローではご法度なセリフだ。
その上、レオナの地雷原を駆け抜けるどころか、
タップダンスを踊っているようなセリフでもある。
レオナ「うるせぇなぁ!何も背負わない…、背負えないテメェが
無責任なこと言ってんじゃねぇ!!」
レオナが怒りで我を忘れ、ユウに魔法を放つ。
『危ないですねぇ…。』
ミシェルがユウを姫抱きにして回避した事により、
攻撃は当たらなかった。
レオナは深呼吸を一つし、落ち着きを少々だが取り戻す。
レオナ「どれだけ世界が注目しようと…、所詮は学生の遊びだ。
お前らがキラキラした目で夢語ってんのが面白くて
ちょっと付き合ってただけだ。」
レオナの目は冷めきっているようで、
とても悲しそうだった。
ルミ「それに、本気になったのは、お前だろう…。」
ルミエールがそう零す。
ラギー「なんで……?オレ達で、世界をひっくり返すんじゃなかったんスか!?」
ラギーは拳を握りしめ、泣きそうな顔で、縋る様な声を出す。
レオナ「キャンキャンうるせぇな……じゃあ本当のこと教えてやるよ。
お前はゴミ溜め育ちのハイエナで、
俺は永遠に王になれない嫌われ者の第二王子!
何をしようが、それが覆ることは絶対にねぇ!」
ルミ「……。」
『ルミエール、不味いですね。』
ルミ「危ない…。」
二人は何かを確信したかのように話す。
596人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冬花(プロフ) - 四十三話でミシェルさんの台詞に「リリア・ヴァンルージュ」さんの名前を呼ぶときに「バンルージュ」になっていましたよ (2021年5月1日 3時) (レス) id: 6a73fce406 (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - 24話と25話好きで何回も見てしまう、なんでだろ笑更新頑張ってください (2020年9月9日 23時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - ミハイルさん» 素敵なお声がけありがとうございます!申し訳ありませんが参加はしません。ミハイルさんの素敵な作品を私が参加することによって壊してしまったら申し訳ないので…ほんとに素敵なお声がけありがとうございます!嬉しかったです(о´∀`о) (2020年9月1日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - ミラさん» よろしければ、協力者的立ち位置で参加することができますが…。よろしければ、もう一度コメントをください。 (2020年9月1日 13時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - しっぽさん» 監督生はウケ狙いというか反感狙いというか…。段々ヘイト高まってきましたね!コメントありがとうございます! (2020年9月1日 9時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミハイル | 作成日時:2020年8月17日 10時