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三十九話 ページ40

ラギー「群衆に飲み込まれた筈じゃあ…。」


『彼等は全てケイトさんですよ。』


ケイト「一回ディアソムニアの寮服着てみたかったし!」


そう、ひと芝い打ったのだ。

ケイトの【舞散る手札】で分身を作り、

ディアソムニアの寮服を着させたのだ。


ラギー「じ、じゃあ…、マレウスは…?!」


セベク「勿論ご健在だ!!先程の群衆の混乱も、全ての人間を

  コロシアムまで安全に誘導して下さった!感謝しろ!!」


えっへんと言う様に言い放つセベク。

それにラギーは驚愕する。


ラギー「そんなのアリっすか?!」


そんな様子見ていたレオナは、思い溜息を吐く。


レオナ「あー、もういい。ヤメだ。」


全てを諦めたようにそう零した。

サバナクロー寮生やラギーは震え、

縋る様にレオナを見た。


ユウ「そうですよ!」


ユウが口を挟む。


ユウ「レオナ先輩は立派な王ですからっ、そのまま止めて下さいっ!」


『ユウさん…!』


レオナ「うぜぇん奴だ…。取りあえず、俺はもう降りる。」


ラギー「そ、そんな!マレウスはともかく、他寮の有力選手は

みんな潰してきたじゃないッスか。

  なのに、レオナさんが出ないなんて

3位ににだってなれるかどうか…!!

  オレ達の夢はどうなるんスか?」


『不味いですね…。』


今、レオナはミシェルが視る限りは、

かなり精神状態が不安定である。


ブロットは精神が不安定な時に魔法を使うと溜まり易い。

今の状況で下手に刺激すれば…、

確実にブロットの許容量を超える。

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冬花(プロフ) - 四十三話でミシェルさんの台詞に「リリア・ヴァンルージュ」さんの名前を呼ぶときに「バンルージュ」になっていましたよ (2021年5月1日 3時) (レス) id: 6a73fce406 (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - 24話と25話好きで何回も見てしまう、なんでだろ笑更新頑張ってください (2020年9月9日 23時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - ミハイルさん» 素敵なお声がけありがとうございます!申し訳ありませんが参加はしません。ミハイルさんの素敵な作品を私が参加することによって壊してしまったら申し訳ないので…ほんとに素敵なお声がけありがとうございます!嬉しかったです(о´∀`о) (2020年9月1日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - ミラさん» よろしければ、協力者的立ち位置で参加することができますが…。よろしければ、もう一度コメントをください。 (2020年9月1日 13時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - しっぽさん» 監督生はウケ狙いというか反感狙いというか…。段々ヘイト高まってきましたね!コメントありがとうございます! (2020年9月1日 9時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミハイル | 作成日時:2020年8月17日 10時

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