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三話 ページ4

レオナ「お前は確か…。」


『ミシェル・ジャンティーと申します。』


ニコリと人辺りの良い笑みを浮かべる。


レオナ「俺の尻尾を踏んだ草食動物と同じ寮のやつか。」


『おや、それはそれは、うちの寮の者がご迷惑をおかけしました。』


深々と頭を下げるミシェル。


『お詫びと言っては難ですが…、こちらをどうぞ。』


ミシェルが取り出したのは白い箱。


『ドーナッツです。甘い物が苦手でしたら申し訳ありませんが…。』


?「いいんすか?」


『えっと…、貴方は?』


?「あ、ラギー・ブッチです!」


『では、ブッチさん。お口に合えばいいのですが。』


そう言って、白い箱を渡す。


ラギー「そう言えば、それって弁当ッスか?」


『えぇ、そうですよ。』


ラギー「へぇ!確か…、監督生さんも同じの持ってたと思うんスけど。」


『あぁ、御飯は全て私が作っていますからね。』


ラギー「そうだったんスか!滅茶苦茶いい匂いするッスね!」


『お昼がまだでしたら、分けましょうか?』


ラギー「いいんスか?!貰うすっス!」


『えぇ。』


レオナ「おい、ラギー。」


ラギー「あ、やっば…。」


ラギーは自分がペラペラと警戒心無く喋っている事に気づき、

口を慌てて塞ぐ。


『ふふ、ご迷惑でなければご一緒しても?』


レオナ「好きにしろ。」


『ありがとうございます。』

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冬花(プロフ) - 四十三話でミシェルさんの台詞に「リリア・ヴァンルージュ」さんの名前を呼ぶときに「バンルージュ」になっていましたよ (2021年5月1日 3時) (レス) id: 6a73fce406 (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - 24話と25話好きで何回も見てしまう、なんでだろ笑更新頑張ってください (2020年9月9日 23時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - ミハイルさん» 素敵なお声がけありがとうございます!申し訳ありませんが参加はしません。ミハイルさんの素敵な作品を私が参加することによって壊してしまったら申し訳ないので…ほんとに素敵なお声がけありがとうございます!嬉しかったです(о´∀`о) (2020年9月1日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - ミラさん» よろしければ、協力者的立ち位置で参加することができますが…。よろしければ、もう一度コメントをください。 (2020年9月1日 13時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - しっぽさん» 監督生はウケ狙いというか反感狙いというか…。段々ヘイト高まってきましたね!コメントありがとうございます! (2020年9月1日 9時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミハイル | 作成日時:2020年8月17日 10時

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