Q3:良い事あるよ ページ4
教室に着くと、同じ日直当番の子が既に仕事を始めていた。
「ごめん!遅くなった!」
私はそう言いながら、黒板の前に進む。
「気にしなくて良いよ?昨日言ってた部活の顔合わせでしょ?時間かかりそうなやつは終わらせちゃったから、あとは黒板の掃除と、花瓶」
「ありがとう。じゃあ、私は黒板をやるよ」
「ん。じゃあ、私は花瓶っと」
彼女はそう言うと、花瓶を持って廊下に向かう。
彼女は部活は違うけど、クラス替えの際に仲良くなった。
「……来年も同じクラスだし、日頃のお礼も兼ねて何かプレゼントしようかな」
私はそう言いながら黒板の掃除を始めた。
___赤司side.
ビーーー!
ブザー音が鳴り響き、俺達は汗を拭う。
「お疲れ。朝練は終わりだから、着替えたら教室に向かえよ?」
「「「はいっ!お疲れ様でした。」」」
俺達は先輩に挨拶をしながら歩き出す。
ふと、女子バスケ部がいた場所に顔を向ける。
が、そこに1人いないことに気づいた。
(どこに行ったんだ?)
俺はそう思いながら、近くの先輩に声をかけた。
「すみません。あの……」
「どうかした?」
「えっと……茶髪のセミロングの先輩は?」
「茶髪のセミロング……ああ、如月さんか。彼女なら、今日日直だからって、先に上がったよ?」
「えっ!なになに?もう如月さんにファンでもできた感じ?」
そう言いながら別の先輩が近寄ってくる。
俺は訳が分からず、「ファン?」と首を傾げた。
「まだその段階じゃないって。けど、今日の放課後最後まで残ってたら全員良い事あるよ?」
先輩はそう言って離れていく。
俺は首を傾げながらシャワールームへと向かった。
※
はい。どうも、作者のアマユリですm(_ _)m
赤司の無自覚一目惚れスタートです。
ここから、赤司があなたをマネージャーに推薦します(◦ˉ ˘ ˉ◦)
どうなるんでしょうね?
私自身、書いてても先が浮かんでないので、わかりませんが、2人がくっつけば……
と考えてます。
次は一気に話が放課後に飛びます(。・ω・)ノ゙
目線は……あなたですよ♪
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作者名:アマユリ | 作成日時:2021年11月20日 16時