始めまして、皆さん。久しぶり、裏切者達。 (ページ17)

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７ー４　思い出作り　～部屋作り編～ページ17

mk「では、A様の部屋に移しましょう」
夢「え？ちょっ！真希さん大丈夫!?」

いきなり、掛け布団も引き布団も一気に持つ真希さん

いや、その細い体の何処にそんな力あるん？

mk「このぐらい持てますよ」
夢「でも、前見えないやろ？此方は僕が持つ」
mk「でも」
夢「でもやないよ。こうゆうときはありがとうやで？」
mk「ありがとうございます」
夢「あ・り・が・と・う!!」
mk「ありがとうございます」
夢「うぅ、どういたしまして…」

どうしても敬語外してくれへんのやなぁ
もっと仲良くなりたいのに…

mk「あの、A様」
夢「ん？どうかしたん？」
mk「部屋に着いたのは良いのですが扉が…」
夢「あ…」

僕達二人とも両手塞がってるやん!?

夢「あ、布団廊下に置けば？」
mk「汚くなります」
夢「いや、気にしない」
mk「汚くなります」
夢「いや、だから気にしないって…」
mk「駄目です。A様も女の子なのですから面倒くさがらずちゃんとした生活を送ってください」
夢「風呂入ってるし、歯磨きしてるし、洗顔もしてる！」

普通の生活送ってる！

mk「部屋の掃除を毎日してますか？」
夢「うﾞっ…」
mk「やっても週１ですよね。他にも、部屋にある食器等を洗うのが面倒だからと一回使って捨てましたよね？」
夢「うﾞ」
mk「他にも…」
夢「止めて！僕が悪かったです！ごめんなさい！」

心が抉られる…

ar「煩い、廊下で叫ばないで。てか、何してるの？」
夢「あ、あろさん。こんちゃ」
mk「あろえ様こんにちは」
夢「あろさん悪いんやけど扉開けてくれん？」
ar「いいけど…馬鹿なの？」
夢「煩い黙れ丸眼鏡」
ar「は？片目陰キャのくせに」
夢「片目でも、見えてますー！しかも、陰キャって言葉は僕だけじゃなくて此処の幹部大半の人に当てはまりますー！」
ar「言い方がガキじゃん」
夢「同い年やけどな」
ar「精神年齢は違うけどね」
夢「はぁ？やんのか？」
ar「勝てないのに？w」
夢「勝てるし！なんなら今からやるかぁ？」
mk「A様？」
夢「あ、はい」
ar「ふっw」

うっざ…
害悪がぁ…！
後で覚えとけよぉ…！

夢「あろさんこの後って用事ある？」
ar「え？ないけど」
夢「訓練室１借りとって」
ar「あー、おけ」

絶対ぎゃふんと言わせてやるからな

mk「戦うのはいいのですが扉を開けて貰えませんか？」
ar「あ、はい。すいません」

あろさんが謝った、だと？
明日は槍がふってくるな

ar「じゃあ、きょーさんに許可貰っとく」
夢「よろ」