君の彼氏になりたい (ページ10)

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しょっぴーは安心だよ！！ページ10

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何事も無かったかのようにBARに到着して、各々お酒を頼んで乾杯する。

マ「A、カラオケしよ！ここカラオケある！！」

『そうだね、歌おっか！！』

マリアも凄く動揺してるはずなのに、あたしの心配ばっかりしてくれてるのが伝わってくる。目黒くんと飲めるの楽しみにしてたはずなのに申し訳ない。

目「いいね、カラオケ！しょっぴーめちゃくちゃ上手だよ！」

渡「おい、こんだけ飲んでたら声出ないって」

マ「え、聴きたい！歌ってよ！」

目「俺翔太くんのこれ好きなの！」

渡「は？これ高音しんどい、」

そういって流れた曲を聞いてるけど、本当に上手い。歌声でいえば涼介超えるくらい好み(実は声フェチ)

渡辺「君の過ちさえも見ないふりで許して優しさが寂しいと君は俯いた時を巻き戻せたら強く抱きしめるのにありのままの自分に自信がなかった」

渡辺「え、A！？どうしたの！？なんで！？」

『、、、え』

翔太が歌うのをやめて駆け寄ってくるまで、自分が泣いてるのに気づかなかった。

『なんでだろ、ちょっと酔っ払ってるのかも』

ごめんね、夜風に当たってくる

そういってお店の外へ出た。

『、、、なんだよあの歌。リアルすぎんだろ。しかも曲名交差点って、なめとんのか』

1人でブツブツ言いながら泣いてたら

「ふふっ、心配で来てみたんだけどそんなに心配無さそう？」

『え、目黒くん』

まさかの追いかけてきてくれたのは翔太でもマリアでもなく目黒くんだった。

目「めめでいいよ！あの歌で泣いちゃったなら選曲した俺のせいじゃん？翔太くんは自分のせいだと思ってめちゃくちゃ病んでて使い物にならないから俺が来たんだけど、俺には話せない？」

しゃがみこんで泣いてたあたしに合わせて、隣にしゃがんで話し始めた。

『多分きっと飲みすぎちゃっただけだと思う。過去の恋愛そのまますぎて浸っちゃった(笑)』

目「、、、ふーん。Aちゃんほど美人でもそんな悲しい恋することあるんだね？」

はい、現在進行形でね。

目「そんな男ぶっ飛ばしちゃおうよ！！！」

はい、あなたの先輩なんでどうぞよろしくお願いします。

目「その点、しょっぴーは安心だよ！しょっぴーから興味持つような女の子、俺初めて見たから！」

あれ？いつのまにかめめのペースになってる？

「ありがとう！ちょっと元気出た(笑)」

目黒「よかった～！じゃあ戻ろっか！！」

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