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……
風「 ?シャワー浴びたの? 」
髪を乾かす私をみて
不思議そうに首を傾げた
『 うん、ちょっとシャワー浴びたくて笑 』
風「そうよね… ここの現場
川が近くて肌寒いものね 」
暖かい飲み物、買ってくるわね
優しく微笑んで 部屋を出ていった
鏡に映る自分の顔は
酷く疲れている気がして、
フルフルと頭を動かした
……
他「 一旦、休憩入りまーす!」
30分後 ラストシーン撮ります!
よろしくお願いします〜
スタッフさんの声がけで
パラパラと散る演者
芳「 イユ〜、」
『 っ、どうしたの? 』
芳「 クランクアップしたら、飯行かね? 」
肌寒くて 腕をさするわたしに
何も言わず
フワリとボアをかけてくれた
ありがとう
小さく呟いた声に ふわりと優しく笑った
『 … うん!亜嵐も誘っておくね 』
優しい眼差しが
苦しくなるから、ふっと顔を背けた
芳「 …… 亜嵐はこんかいはナシ
ふたりは、ダメ? 」
『 っ、よし、き? 』
芳「 … カレシがいるのも、分かったから。
だから、
最後のチャンス 」
ぎゅっと手を握られて
そこから伝わる体温の高さ
目の前にいるのは良樹なのに、
おみに、
会いたい、っ
『 よしき、… ごめ、ッ 』
握られた手を
離そうとしたら
力に任せられて、そのまま抱きしめられた
『 っよし、き! 』
芳「 ダメ、… イユ、逃げるじゃん 」
『 ッ、お願い、はなして、… 』
突っぱねるように
押すけど 全然ビクともしない
『 っ、よしきッ! 』
押し返せば押し返すほど、
その腕は
強く私を離さない
たす、けて
どうしていいかなんてわかんない
グルグルと頭を駆け巡る
ぎゅっと目を瞑ったら
亜「 ッにしてんだよ!! 」
そんな声と一緒に、
引き離された身体は
声の主の胸元に収まった
亜「 ふざけんなよ 」
……
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みく(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます^^* 僭越ながら先程4を出させていただきました** よければご覧頂けると嬉しいです^^ ジェネもう少し出せるようにしますね(( (2020年8月8日 21時) (レス) id: 5c69589d6e (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - みくさん» 三代目とGENE大好きなので続編お願いします(*-ω人) (2020年8月8日 20時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - みさきさん» 本当ですか?!笑 たくさん愛してもらえて、大切な作品になりますね^^* ありがとうございます** (2020年8月7日 10時) (レス) id: 5c69589d6e (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 好きすぎて何度も読み直してました、、!今も読んでました実は笑笑 (2020年8月7日 10時) (レス) id: e1de34a918 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - みさきさん» メッセージありがとうございます^^ 続編を作ろうかどうしようか迷っていました…!もしコメントが増えたら、前向きに検討していこうと思っています^^* 読んでくださりありがとうございました^^ (2020年8月7日 9時) (レス) id: 5c69589d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miu x他2人 | 作成日時:2019年7月28日 13時