【文スト×コナン】 道化師は何時でもポジティブに！

心の友よ！ ページ4

「＿＿＿＿＿ドス君？」

そんな阿保な。でも、向こうから名前を読んできたのだ。これはドス君である可能性がヒジョーに高い・・・！
何てことを考えていると、ドス君が親の手を振り切って走ってきた。お腹にもろに突っ込まれ、「ぐえ！」と蛙が潰れたような声が出た。勢いあまってそのまま共倒れ。

「ドス君、ドス君だよね？」

「・・・それ以外、誰だっていうんですか。」

ポカポカと殴られる・・・ごめん、全然痛くない。
すると突然、涙がでてきた。大して痛かったわけでもないのに、なんでだろうか？

「・・・痛かったんですか。」

「否、ぜんぜん・・・でも、なんでだろう。止まんないよ・・・。」

それから、お母さんが来るまでずっと泣いていた。ドス君が珍しく背中をさすってくれた・・・変なものでも食べたのかな(困惑)？



＿＿＿＿＿＿＿＿＿ドス君？

その声が聞こえた瞬間、親の手を振り切って走り出していた。呼び声も耳に入らなかった。

彼は、僕の『同僚』だ。それ以上でもそれ以下でもない、と思っていた。
でも、それは彼が『僕を置いて先に死ぬ』という愚行を冒してから変わった。・・・彼がいなくなってから、世界がもっと寒くなった。彼は、僕の心を少なからず埋めてくれていたのだ・・・。

あの蒐集家(小)から彼がここにいると聞いたときは、驚いた。そして思った、『彼、また死ぬんじゃないか』と。

だから、ここに来たのだ。

もう、絶対に先には死なせない。

友達と一緒に。→←幼稚園？何それおいしいの。

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