【文スト×コナン】 道化師は何時でもポジティブに！

転生と同時に決意と覚醒 ページ2

＿＿＿＿＿＿＿な＿＿＿＿＿ん＿＿＿＿お

穴から落ちて気を失ったゴーゴリ。次に目を覚ました時聞こえたのは、女の人の声だった。

「貴方、見て！ニコライが笑ったわ！」

「おお、本当だ・・・俺譲りで男前になるな、これは。」

「うふふ、冗談きついわよ？」

(母親、と父親か。大分親ばかと云うかなんというか・・・)

生後一週間(精神年齢２０以上)で諦観と云うことを覚えた。体が思うように動かず、やっとの思いで腕を揚げると、ぷよぷよした赤ん坊の手だった。

(ああ、やっぱりね・・・ゼロから始まる米花町生活か。)

この時のゴーゴリにはいつものハイテンションはかけらもなく、只々疲労と眠気しかなかった。

「あら、眠たそうね・・・ゆっくりお休み、ニコライ。」

(・・・精神大人でこれは、きつい、な・・・)

ゆらゆらと心地よく揺れるゆりかごの上で、いつの間にか目を閉じていた。

(これから・・・頑張らなきゃね・・・)


こうして、元天人五衰『ニコライ・ゴーゴリ』は二度目の生を受けた。しかしここは天下の米花町、明日生きてるかどうかもわからない町だ。これから、彼がどう生きるのか？

それは全く彼次第である。

「・・・・寝ちゃったわ。疲れていたのね。」

「嗚呼・・・これから、この子が大人になるまで見守らないとね。」

「学校でいじめられないかしら。」

「先の心配は余りしないでおこう・・・この子なら、大丈夫だよ。きっと。」

両親は、ゴーゴリを愛している。

彼の人生は、前世より(少しは)真っ当なものになるだろう。

幼稚園？何それおいしいの。→←死んだよね？死んだはずだ！

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あのような言葉　二度と云わせぬ！

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