出逢い━━━千と千尋の神隠し━━━ (ページ19)

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接客ページ19

リサは部屋の扉を閉めて

「さぁ、この中から好きな着物を選んで！」

と言った

━━━こんなにたくさんの中から選べるなんて………

５分くらい考えて、Aはピンク色の着物を選んだ

「これにします。」

「まぁ、可愛いわね。それじゃあここには男は来ないから、その水干、脱いで。」

そして、その後着付けをしてもらった

リサは慣れているらしくて、てきぱきとやってくれた

「さぁ、これでいいわよ！」

━━━……重いなぁゆ浴衣はきたことあるけど、着物は七五三以来だもんな…

「お、重いですね……」

「そう？そのうち慣れるわよ。」

「そうですね……」

「さぁ、そこに座って！次は髪を結ってあげる！」

Aはリサに言われたイスに座った

その後、リサはAの髪を高めにお団子にして、ひとつの簪をさした

━━━きれいな簪………

「まぁ！似合ってるわよ！」

「ありがとうございます！」

「次は化粧ね！」

そして、リサはてきぱきとAに化粧を施していった

「さぁ、完成！！綺麗じゃない！りん！」

━━━自分だとは思えない……

「本当にありがとうございました！！」

「ううん。でもここからよ！接客のだいたいのことを教えてあげる！まずね、お客様のお部屋の前に行くの。そして、襖の前に座って『りんでございます。ご指名ありがとうございます。』って言うの。そのあと、呼ばれたら中に入る。呼ばれてからよ。そして、あなたは床を取らないらしいわね。それをお客様に説明するの。じゃなきゃ何されるかわからないわ。で、呼ばれたら近くに行ったりするのまぁ、そのあとは言われた通りにするのよ。」

━━━大変だなぁ…

「まぁ、こんなもんよ。それよりさ、その姿、ハク様に見せてくれば？知ってるよ。ハク様といい関係なんだろ？」

リサはニヤニヤしている

「ふぇっっ！？！？な、なななななななにいってるんですかっっっ！！！」

━━━びっくりした…………そりゃ確かにハクのことは好き………みたいだけど…………………でもハクに見せたいな………どんな顔するかな………………