第５６話 諦めと抗い ページ8
ソ「そ、それは否定しないけど・・・」
雲「僕、先に行くよ」
ソ「あ、こら！
はぐれたらダメだってば！」
ア「ソフィア、声大きい」
ソ「大丈夫よー。
だって、誰もいないしー」
アラウディの注意を無視する。
雲雀はそんな２人を置いて角を曲がろうとした。
その瞬間、雲雀に誰かがぶつかった。
？「わっ！」
雲「・・・」
ソ「げっ、見つかった？」
ア「君がうるさいからじゃない？」
ぶつかったのは綺麗な少女。
？「す、すみませ・・・」
その少女は顔を上げた。
？「あ、れ・・・？」
雲雀を見て、少女は首を傾けた。
？「も、もしかして・・・雲雀恭弥さんですか？」
ソ「何？雲雀君、知り合い？」
雲「知らない」
ア「君は誰なの？」
アラウディが少女に聞いた。
？「私、エミリアです！
エミリア・アルベルティーニ！」
ソ「あ、お姫様だ」
エ「貴方達は、Aの仲間ですよね！？」
それを聞いて、雲雀はエミリアの胸ぐらを掴んだ。
ソフィアとアラウディはそのことに驚いた。
雲「Aがどこにいるか知ってるの？」
ソ「コラァ！
女の子に何してんのォ！」
ソフィアが勢い良く、雲雀の頭を叩いた。
雲雀は手を離した。
エ「あの！急いでください！」
全「？」
エ「今、Aが１人で戦ってるんです！
この城のＮＯ.２である、ヴィクトルという男と！」
ア「！？・・・ヴィクトル？」
ソ「それってヤバくない！？」
雲雀の表情が険しくなった。
雲「早く・・・案内して」
エ「は、はい！！」
３人はエミリアに案内され、Aの元へと向かった。
.
ドカァァン！！
城の壁が崩壊する。
その崩壊した瓦礫の下には、少女がいた。
主「クソッ・・・」
舌打ちをしながら、立ち上がる。
ヴィ「傷が痛むようだな」
ヴィクトルは俺に・・・
いや、俺の肩の傷に剣を向けた。
ヴィ「仲間は来なかったな」
主「は？まだ分かんねーし」
ヴィ「いいや・・・」
ヴィクトルが徐々に俺に近づく。
俺の片腕はもう動かない。
かろうじて使える手も、いつダメになるか・・・。
とにかく、限界まで持ちこたえることだけを考える。
刀を強く握りしめた。
ヴィ「まだ、抵抗する気か」
主「諦めたら、そこで終わっちゃうし。
抗ってみせるよ・・・」
ヴィ「往生際の悪い奴め・・・」
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Ren(プロフ) - 虹オオカミさん» それでも頑張ります！どーせ、暇になると思うからねー（笑）寝るのも飽きるはず……。 (2015年3月11日 21時) (
レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
虹オオカミ(プロフ) - Renさん» わかる！時間があるとつい…ね（笑） (2015年3月11日 16時) (レス) id: 57049296da (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 虹オオカミさん» 更新するよー！頑張るぜ！！ただ、休みが続くと今度は私の睡眠時間の方が多くなるからなー……。困ったもんだ。 (2015年3月10日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
虹オオカミ(プロフ) - Renさん» そっかー…休みか！その代わりに更新バンバンよろしくっ！（笑） (2015年3月10日 22時) (レス) id: 57049296da (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 虹オオカミさん» ありがとー！今週にはもう卒業だし、春休みが私を待ってるよっー！！ (2015年3月10日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2014年8月28日 23時
