第６９話 戦場を駆ける雪 ページ21
セ「また・・・やり直せる・・・」
エ「嫌よ！！
一緒にやるって言ったじゃない！！」
エミリアの目から大粒の涙がこぼれた。
それを見て、俺は俯いた。
ソ「貸して」
ソフィアは急に立ち上がり、言った。
俺はソフィアを見上げた。
ソ「その王子を貸して。
私が運ぶから」
主「運ぶって・・・」
俺が聞くよりも先にソフィアは王子を担いだ。
ソ「ジョット！私は戻るわ！」
ジョ「ああ、わかった。
だが、すぐに戻ってきてくれるか？」
ジョットはソフィアを見た。
ソ「・・・ええ。分かってる」
ソフィアはその場を離れた。
その姿はとても早くて。
昔、リボーンから聞いたことを思い出した。
“初代雪の守護者は、戦場中を自慢の脚力で走り色々な人を癒しに回ったと言われている”
今のソフィアの事を指すのだろう。
エ「お兄様・・・」
主「大丈夫。
ソフィアならきっと間に合うからさ」
エ「A・・・」
・・・ドクンッ
主「！？・・・・かはっ・・」
俺はその場に膝をついた。
エミリアの視線が俺を向く。
リボーン達も倒れこんだ俺を見た。
エ「A！？
一体どうしたというの！？」
胸が苦しい。
息がしずらい。
この原因は恐らく、発作。
リ「チッ・・・こんな時にか」
ジョ「どうしたというんだ？」
綱「Aは治癒能力が使えるんだ！
でも使い過ぎたり、無理したりすると・・・」
エ「そんな・・・！！」
リ「だが、命に関わることじゃねぇ。
しばらく動けなくなるだけだ」
リボーンが寄り添った。
主「わ、悪い・・・」
リ「お前は休んでろ。
あとはツナ達が片づける」
それを聞いて、俺は笑った。
笑いながら視線をツナとジョットの方に向けた。
エミリア、リボーンも２人は見た。
綱「お前は・・・許さない」
王「私がセルジオを撃ったからか？」
余裕そうに笑う。
そして王は銃をジョットに向けた。
王「終わりだ。ボンゴレ・・・」
その銃を見つめ、ジョットは呟くように聞いた。
ジョ「やり直そうとは・・・思わないのか？」
その言葉に驚いたのは王だけではなかった。
俺も、ツナも驚いていた。
王「フッ・・・善人気取りめ・・・」
綱「ッ・・・」
ツナは微かに唇を噛み締めた。
王が引き金に手を掛けた。
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Ren(プロフ) - 虹オオカミさん» それでも頑張ります！どーせ、暇になると思うからねー（笑）寝るのも飽きるはず……。 (2015年3月11日 21時) (
レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
虹オオカミ(プロフ) - Renさん» わかる！時間があるとつい…ね（笑） (2015年3月11日 16時) (レス) id: 57049296da (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 虹オオカミさん» 更新するよー！頑張るぜ！！ただ、休みが続くと今度は私の睡眠時間の方が多くなるからなー……。困ったもんだ。 (2015年3月10日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
虹オオカミ(プロフ) - Renさん» そっかー…休みか！その代わりに更新バンバンよろしくっ！（笑） (2015年3月10日 22時) (レス) id: 57049296da (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 虹オオカミさん» ありがとー！今週にはもう卒業だし、春休みが私を待ってるよっー！！ (2015年3月10日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2014年8月28日 23時
