麻丹の高校記録【実話】

マット運動２ ページ9

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お手本として、О先生が開脚後転をしてくれた。
　
足が長くて後転の着地が綺麗ですなー((
　

そして、私もされることに。

　
　
どうせ出来ないだろう…そう思っていた。
　
　

　

だけど、
　
　

「…え、出来た……」


О先「出来るじゃん。苦手とか思ってるから出来ないんだ。今のは５点満点」
　

　
それから後転に少し自信がつき、テストに前転と開脚前転の順番を入れ替え、後転を開脚後転に変えた。

　
次の日の体育で、ワンランク上の伸膝後転に挑戦した。
　

　
だけど、最初から最後まで足を伸ばさなやダメな技。
　
最初は出来ても、最後が出来ない。
　
　

苦戦したところ、О先生が来て
　

また出来るポイントを教えてくれた。
　

　
勢いがつき、すぐ出来た。
　

　
「…うそっ」
　

　
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
　
　

「…うぇ！？」
　
　

何故かほとんどの人が見ていたらしく、伸膝後転が出来たと同時に拍手が溢れ出た。

　
　
「〜〜〜〜〜〜/////」
　

　
あまりに恥ずかしくて人に後ろに隠れようとしていた。
　
　
　
　

同じグループの男子の後ろに((
　
　


　
授業が終わって、ファイルにテストにやる技を書いて提出した。
ファイルが帰ってき、開いてみたら『伸膝後転入れてみたら？』と書かれていた。
　
　

　
＿＿＿＿＿＿＿＿リスクが高いので入れません。
　

　

　


男子の後ろに隠れようとしていたと言ったね。

　
　
あの男子…彼女もちなんだよ。
放課後、しっかり彼女に謝りました。

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