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今日も朝から真面目に店内の清掃をしつつも
ディーバーウォッカが気になり
久しぶりに金庫を開け存在を確かめる
ごつい金庫とは正反対なきらきらと輝くこの酒
夜の街で毎晩開けられていそうな眩しいほどの装飾品を身に纏っている
果たして美味しいのだろうか
値段にふさわしい味なのか少々疑問を持ちつつ
ゆっくりと閉める
まぁ私が飲むことは一生ない
あくまで私はここの従業員だ
ここは殺し屋をおもてなす食堂なのだから
近々訪れる会議という名の殺し舞台を想像し
思わずため息が出る
志「どうした、心配か?」
「…!いや何でもない」
志「大丈夫だ、お前は死なせねぇよ」
「元殺し屋よ?舐めないで。まぁいざという時はみんなが守ってくれるでしょ?笑」
志「当たり前だ。まぁあんま難しいこと考えんなよ」
私がディーバーウォッカに気を取られている間に
現れた男は志麻だ
殺し屋を卒業したというのに常に肩に武器をかけている用心深い男だ
普段あまり話さないがよく周りを見ているし
四人の中で一番男気があると私は思っている
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作者名:わあ。 | 作成日時:2020年4月6日 15時