赤い髪の少女 ページ31
それから数日間、これといって目立つ事もなく日々は過ぎていった。
Aは左門屋の実績が挙げられてか一番隊に配属となり、一部の隊士を除いては嫌がらせをされる事も無くなった。
『見廻りサボらないで下さい隊長』
｢今日も癪に障る笑い方をしてやすねィ雌豚｣
『女性に対して向ける言動ですかそれは』
｢俺にとっちゃテメーら全員雌豚でィ｣
『後ろから刺されない事を祈ってますね』
刹那、後ろからすごい速さで赤色の物体が沖田を蹴り飛ばして行った。
｢ってーな、何しやがんだクソチャイナ｣
｢身体が勝手に動いたネ、許せヨ｣
｢そう思うんなら俺の上から退きやが、れ！｣
蹴り上げる沖田の上から軽々と退いてみせる少女がやっとAに気付く。
｢誰アルか？｣
『隊長の部下の神代Aです』
｢仕事ほっぽといて彼女とデートアルか？｣
｢仕事してねェテメーらと違って俺らは見廻りでィ。それにコイツが彼女とか死んでも御免だ｣
『尽くしますよ私？』
｢ふざけろクソアマ｣
｢女性に対して失礼アル！｣
｢何処に女がいるんでィ？雌豚しかいやがらねェ｣
その言葉を皮切りに2人の喧嘩が始まった。
女の子なのにあの隊長と張り合う人は初めて見た…
『私もうすぐ休憩なので先行きますね、隊長』
聞こえているかは疑問だが、そんな事はどうでもいいのかサッサと屯所の方へと歩いていった。
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さやままま。(プロフ) - 黒猫♪♪さん» うわあああ遅れましたすみません！！頑張ります！ありがとうございます！！(*´ω｀*) (2018年2月10日 13時) (
レス) id: 79ed4b307e (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！続き楽しみにしてます！ (2018年1月14日 16時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
さやままま。(プロフ) - 高杉紗夜香さん» うわー！ありがとうございます！！めっちゃ励みになります頑張ります！！(*´ω｀*) (2018年1月13日 12時) (レス) id: 79ed4b307e (このIDを非表示/違反報告)
高杉紗夜香(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！！応援しています！ (2018年1月6日 21時) (レス) id: 47ea433c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやままま。 | 作成日時：2016年10月22日 8時
