バケモノ ページ4
遡る事1週間前、
定期的に武州で開かれる真選組へとの入隊試験。
Aはそれに参加した。
「おらぁ!」
『遅いですよ』
そう呟くや否や手加減など無く腹に一発入れれば倒れる相手の体。
身体の大きさはAよりも2回り程も大きい。
しかしそんな事Aには関係ない様で、汗すら浮かさず呼吸一つ乱さずニコニコと笑っている。
「何なんだあの女。さっきから連勝じゃねーかよ…」
「あんなにでかい男も瞬殺かよ…バケモンだな…」
そう、Aは1時間程前からずっとこの調子で勝ち進んでいるのだ。
その様子に審査員は驚き、挑戦者はやる気を無くしていく。
そしてそれを先程から見ていた松平という男が突然大声を出す。
「おーい、そこの女ぁ。お前もういいぞぉ。合格だぁ。」
その言葉を聞いたAは有難う御座いました、と恭しく頭を下げ、手続きの為に試験会場を出ていった。
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さやままま。(プロフ) - 黒猫♪♪さん» うわあああ遅れましたすみません!!頑張ります!ありがとうございます!!(*´ω`*) (2018年2月10日 13時) (レス) id: 79ed4b307e (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!続き楽しみにしてます! (2018年1月14日 16時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
さやままま。(プロフ) - 高杉紗夜香さん» うわー!ありがとうございます!!めっちゃ励みになります頑張ります!!(*´ω`*) (2018年1月13日 12時) (レス) id: 79ed4b307e (このIDを非表示/違反報告)
高杉紗夜香(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください!!応援しています! (2018年1月6日 21時) (レス) id: 47ea433c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さやままま。 | 作成日時:2016年10月22日 8時